Trucker Jacket Type Ⅲ

ようやく過ごしやすい気温になってきて、秋の装いが楽しい時期になりました。
秋と云えばデニムジャケット。
*A VONTADEでは暫く大戦モデルのファーストをリリースしてきましたが、かなり久しぶりとなるサードモデル、通称”トラッカージャケット”がリリースとなりましたのでご紹介させていただきます。

 

 

『 Trucker Jacket Type Ⅲ 』

 

展示会で見ていらい、個人的にずっと狙っていたデニムジャケットです。
デニムジャケットの完成形と呼ばれ、誕生から60~70年経つ今なお多くのブランドからリリースされるトラッカージャケット。
*A VONTADE流にアレンジを効かせた、今のスタイルに馴染みやすい形になっています。

生地は以前ご紹介した”5 Pocket Jeans -Slim Fit-“と同じく、経糸に高級綿のジンバブエコットン、緯糸に品種改良前のブラウンコットンを使用した、13.5ozのインディゴデニムを使用。
ブラウンコットンを使うことで、通常の糸で作った生地に比べて黒がかった深みのある色合いが生まれ、色落ちもよりメリハリがついたものになります。

そしてパンツ同様、着込んでいった際にアタリが期待できるよう、水洗い後に薄く糊を入れています。
リジッドのようなバキバキでは無くわずか硬さが追加されたようなイメージで、着用と洗いを繰り返すことでジンバブエコットン特有の、非常に柔らかい、極上の着心地へと変わっていきます。

次に洗うまでの向き合い方で、将来どうなるか育て甲斐があるジャケットです。

 

トラッカージャケットの中でも厳密にいうとサードとフォースに分かれるわけですが、今回イメージソースに使用したのはサードのロングタイプとも知られている、558XX。

オリジナルは着丈を長くするだけにとどまらず、袖までも非常に長いのですが、こちらは”やや長め”に留めています。
Mサイズで着丈66cmと、オーバーサイズに慣れ過ぎてしまった方には短く感じられますが、ヴィンテージラバーの方からするとやや長めの部類ではないでしょうか?
身巾もオリジナルより広く取り、肩もやや落とすことで中にスウェットを着用できるサイズ感になっています。

オリジナルのサードは着丈が短すぎてインナーにかなり神経を使いますが、こちらはそこまで気にしなくても大丈夫そうです。

 

ファースト、セカンドとワークウェアとしてのデニムジャケットから、ファッションとして昇華するために形を変えたサード。
特徴的なV字ステッチは立体感を生み出し、胸をたくましく、ウエストを細く見せます。
多分に漏れずファーストばかりだった自分にとっては非常に新鮮なディテールで、やみつきになるデザインです。

オリジナルで作成した鉄鋼製タックボタンも、オリジナル同様に銅コーティングが施され、前立てには赤ミミのセルビッチを使用するなど、細部まで拘った作りこみになっています。

 

今時期はメインのアウターとしてもちろんのこと、寒くなればカーコートやスタジャンのインナーとして、スッキリな着丈が相性抜群です。

個人的に入荷してすぐに買いましたが、糊のおかげで肘回りのハチノスがいつもより期待できそうで、いまからワクワクしています。

秋のメインアウターに是非。

ご来店お待ちしております。

■ Trucker Jacket Type Ⅲ ■

material/ 100% Cotton
color/ INDIGO
size/ XS, S, M, L
price/¥31,900(Inc Tax)

Trucker Jacket Type Ⅲ 商品ページ→ ONLINE STORE

 

Bricklayer Honma