Atelier Long Coat W/Belt
立春が過ぎ余寒が続いていますが、店内は7割ほどが春夏&通年商品へとリフレッシュを致しました。
そんな自分もこのところ出勤時は厚手のニットやコートに手が伸びなくなっています。
マインドのシフトと云った意味合いもありますが、気持ちが先走ることも多く春夏の組み合わせでのレイヤリングを愉しみながら洋服と向き合い、インプットする『おしゃれはガマン』の季節です。w
本日はフレンチワークの定番『Atelier Coat』のご紹介です。
オリジナルで作成した経糸、緯糸ともに先染めのインディゴ糸を使用した9ozデニムと、緯糸にネップ糸を打ち込んだツイル地の2素材でのご用意。
インディゴは半年間着込んだイメージで色落ちさせた縦落ちが美しく、Antique Washed加工を施しており色合いは勿論◎のことソフトな質感となっています。
アトリエコートと云えばリネン・シャンブレーやごま塩のコットンツイル等で作成される事が多いですが、今回採用されたマテリアルはどちらも綿100%でヴィンテージさながらの仕上がり。
深く染まった先染めのインディゴは奥深さのある色味で、生地感はライトながらも重厚感や粗野感、ヴィンテージを超えもはやアンティークのような風合いを感じるそんなマテリアルです。
※汗や洗濯でも少し色が出る場合がありますので、インナーや白物への色移りにはご注意ください。
1900年代初頭のダスターコートをデザインソースに作成された一枚仕立てのオーバーコート。
『素材感』をダイレクトに感じることが出来るのも一枚仕立てならでは。
フロントには大振りなフラップポケットが2つと胸ポケットの計3つ配され、機能面にも優れた仕様となっています。
衿付けに向かってカーブしたカバーオールライクな前立てで、トップボタンを外せば衿を返してテーラードのような雰囲気で着る事も可能です。
深みのあるインディゴを引き締めるブラック釦の裏には力釦がアクセントになっています。
1900年代の縫製を参考に、肩や腕回り、脇など折り伏せ縫いで丁寧に仕上げています。
膝が隠れるほどのロング丈で包み込むようなゆったり目のサイズバランス、ストンと下がったラインは体形を選ばず心地良いサイズ感です。
バックスタイルはベンツ入りの綺麗なAラインシルエットになっています。
取り外し可能なウエストベルトでシルエットに変化が付けられるようアレンジされており、デザインのアクセントになっています。
生地の厚さも丁度良く軽やかで良い意味で『ラフ』に扱え、サラッと羽織れる分使用頻度やポテンシャルの高いコートかと思います。
もう少し暖かくなれば、シャツ代わりとしてTシャツの上から羽織っても良いですかね、春先はサンダルなどで軽さを演出してみてください。
この時期のコートは柔らかい質感が望ましいので、生地のテンション的にも◎と云ったところでしょうか。
この抜け感と申しますか落ち感と申しますか、シンプルながらもムード感溢れ、雰囲気満載のアトリエコートは試して頂きたい1枚です。
ラフに着用し、ヤレ感が出てくる頃が真骨頂です。
利便性やハイテク機能のコートとはベクトルは真逆ですが、読書をしながらインテリ風に着飾るなんてのも『乙』ではないでしょうか。
■ Atelier Long Coat W/Belt ■
material/100% Cotton
color/BEIGE,INDIGO(Antique Wash)
size/S.M.L
price/¥41.800(Inc Tax)
Antique Wash¥42.900(Inc Tax)
Atelier Long Coat W/Belt商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=166394862
Atelier Long Caot W/Belt(Antique Wash)商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=166396104
Bricklayer Horii