British Mil. Easy Trousers


モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズS着用

2020年の世相を表す漢字は『蜜』。

来年度は『明』や『楽』が候補に挙がっているとの事。

気づくと今年も残すところ1か月弱、本格的なウィンターシーズン到来を前に、地元のスーパーでは鏡餅が既に陳列されています。

慌ただしい師走の繁忙期を目前に、あっという間に新年を迎える事となりそうです。

本日は今夏にご好評頂いた、イージーパンツの冬バージョンのご紹介です。


素材は30/2 先染めの表面を起毛して肉感をアップしたフリース仕立てのブラッシュドツイル。

『ウォーム感』のある生地感で、一見するとウールライク素材感ですが、綿100%で柔らかなフランネルのような肌触りです。

起毛させた繊維に空気を含む事で、より高い保温効果を持たせる事だでき、冬場に丁度良い肉感となっています。


1940年代の英国特殊部隊(SAS)のオーバーパンツをデザインソースに作成したイージーパンツ。

左腿にフラップ付きのパッチポケットが付き、後の50年代のベルギー軍にもこちらのデザインが採用となったポケットデザインです。

もとはオーバーパンツでポケットが少ない仕様ですが、使い勝手を考慮し両サイドと片側のみバックポケットを付け、ポケット裏と、擦れやすい股下には裏から当て布を足しています。

フロントジップやベルトループは無く、ウエストにはぐるりゴムを入れて、ドローコードには綿テープを使用しています。

迷彩柄やカーキのギャバジン等を使用したオリジナルに比べ、ミリタリーベースのデザインではありますが素材感含めてミリ臭を感じさせない作りになっているかと思います。


着用写真のグリーンに少しブラックの混じった『LODEN』の色味が良く、あまり聞きなれない色目でLODEN CLOTHの”ローデングリーン”とは若干異なりますが、良い発色で個人的にはLODEN推しです。

スラックス感覚でドレープを活かしウールのニットと革靴で品良く合わせ、ミリタリーを良い意味で感じさせないスタイリングが◎

ノンタックで癖の無い全体的にゆとりのあるシルエットで、緩やかにテーパードしており股下も気持ち短めに設定(M寸72㎝)した9分丈程度の着丈ですので、合わせるシューズによってアレンジするのも良いかと思います。

リラックスやコンフォートと云った雰囲気が両得できるアイテムと言えばイージーパンツが代表格、スウェットパンツも好評頂いていますが、守備範囲で申しますとこちらの『British Mil. Easy Trousers』に軍配が上がるでしょうか。

ミニマムなアイテムでパンツを活かしたスタイリングをする際におススメです。

■ British Mil. Easy Trousers ■

material/100% Cotton
color/LODEN,BLACK
size/S.M.L
price/¥24.200(Inc Tax)

British Mil. Easy Trousers商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=164256271

Bricklayer Horii