Bricklayer - British Field Jacket

2021年11月19日 In 2021fw, Product

British Field Jacket

すごく好きなんだけど、ずっとベタベタされるのはちょっと気になる。

わりとルーズなところも憎まないんだけど、スマートなところも見せてくれたらもっとハマりそうなのになぁ。。

付き合いの長いパートナーを見る女性たちと、クローゼットに掛かるバブアーを眺める我々は大体こんなことを考えているような気がします。

前者のほうは自力で解決して頂きたいのですが、後者につきましては*A VONTADEが請け負います。

本日は昨年もご好評でした『British Field Jacket』のご紹介です。

ベタ付きのあるオイルドコットンではなく、素材は表面にパラフィン加工(蝋引き)を施した高密度のコットンキャンバス。

生地に”蝋”を染み込ませる事で、撥水性や防寒性にも優れ、天然素材であるキャンバスは着用を繰り返す事で、アタリやエイジングの愉しめる素材です。

ワックスオイル系の素材に比べた場合、撥水性ではやや劣るものの匂いもなくイージーケア、それでいてしっかりとヘリテージ感のあるマテリアルです。

初めは若干生地に硬さがありますが、次第に馴染みアタリが付きやすく、良い表情に変わっていきます。

素材の特性上、表面にチョークマーク(白化)が入る場合がございますが、素材の風合いとしてお付き合いください。

英国の狩猟用ジャケットにミリタリーエッセンスをプラスしたフィールドジャケット。

首元にはチンストラップを配し、フードパーカーは取り外しタイプでは無く、一体型となったパーカーです。

特筆すべき点は、フロントのポケットデザイン。

ハンティングなドットボタンとマチ付きのフラップポケットだけでなく、ハンドウォーマーポケットも装備し、ミリタリーエッセンスを加えています。

中には暖かく柔らかいネル素材の裏地が付いていおり、ちょっとした『優しさ』が詰まっています。

ラグランスリーブで落ち着いた印象を与えるAラインシルエットは、身巾を緩くしているのでジャケットやセーター等レイヤリングを考慮させたシルエット。

フロントはWALDES社のZipperとボタンの比翼仕立て、裾口にはスパッツ仕様にして内側に丸編みのリブが付いています。

フロントを開けるとライニングのブリティッシュなイメージを掻き立てる、ボディーカラーと相性の良いタータンチェックが付き、フードやフラップポケット裏にも付きデザインのアクセントになっています。

パラフィンワックスの深いツヤと鈍い光沢感が無骨感が増し◎

”らしさ”は残しながら意外性も感じられる、『安心感』と『新鮮味』に溢れるジャケットかと。

こちらは新色のOLIVE。

インナーに持ってきたレザーライダーズ、ボトムスのミリタリーイージーパンツも含め、全てのアイテムのルーツが”ENGLAND”と云うスタイリング。

色合わせやサイズ感なども勿論大事ですが、こういう自分なりの『テーマ』や『縛り』を入れた”自己満”な着こなしもファッションの楽しみ方の1つかとも思います。

安定のBLACKは各パーツを黒で統一する事で、クラシックな雰囲気の中にもギア感を感じる、男心を擽る色目です。

ついつい着たくなる定番のエターナルな魅力に溢れ、汎用性が高く丁度良い着丈やデザイン。

ワックス素材やデニム同様、着用を重ねる事でご自身の歴史を投影できる、そんなアイテムではないでしょうか。

■ British Field Jacket ■

material/100% Cotton
color/BLACK,BROWN,OLIVE
size/S.M.L
price/￥48.400(Inc Tax)

Bricklayer Horii