British Mil. SAS Denim Shorts
■ British Mil. SAS Denim Shorts ■
material/100% Cotton
color/INDIGO
size/S.M.L
price/¥18.700(Inc Tax)
例年以上の暑さと、マスクによる息苦しさのダブルパンチでお送りされる今年の夏。
本日21日は梅雨の晴れ間の広がる『夏至』との事。
少しでも涼を求めるべくショーツのレパートリーを増やし、目前まで迫る夏に備えてみては如何でしょうか。
本日はデニムショーツのご紹介です。
まずは素材ですが薄手ながらもしっかりとした生地感を感じる8ozデニムを使用。
適度な打ち込みによるソフトな風合いが特徴で、ライトウェイトの部類に属す生地感です。
生地のコシやハリを抑えることでこれからの時期に適した素材となっています。
緯糸にグレー糸を打ち込んだ独特な『青み』が味わい深く、ユーロワークにありそうな色味はカジュアルの中にも品を感じるインディゴとなっており、オンス以上に重厚感を感じます。
緯糸に白糸を使用していない分、インディゴとのコントラストが気になるポイントですが、白糸との荒々しい面構えと云うよりかは、インディゴに馴染みマイルドで落ち着いた印象に変化していくかと、将来の”成長”は時間を掛けて楽しめそうです。
デザインは以前ご紹介しました、『Linen British Mil. Easy Trousers』のショーツバージョン。
1940年代の英国特殊部隊(Special Air Service:略称SAS)のオーバーパンツをデザインソースにしたイージーショーツ。
左腿にはフラップ付きのパッチポケットが付き、後の50年代のベルギー軍にもこのデザインが採用となったデザインです。
元々はオーバーパンツでポケットが少ない仕様ですが、使い勝手を考慮し両サイドと片側のみバックポケットを付け、ポケットの補強布や股下の当て布、ポケット袋にはオーガニックコットンのシャンブレーを使用した、丁寧な作りとなっています。
このショーツに限った事ではありませんが、裏地の細かいディティールや縫製も要必見で、ブランドのエゴと捉えられてしまいますが、デザインは細部にまで宿っています。
フロントジップやベルトループが無く、ウエストは総ゴム+ドローコード(杉綾の綿テープを使用)のイージー仕様なので多少大きく穿かれるのもおススメです。
ノンタックの癖のないゆとりのあるシルエットで裾巾もある為、風抜けも良く穿き心地は云うまでも無く◎です。
モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用
リラックスやコンフォートと云った雰囲気が両得出来るアイテムといえばイージーパンツが代表格、水陸両用のナイロンショーツも多く出回っていますが個人的には化繊よりも天然素材がやはり好みです。(年齢のせい?)
ミニマムなアイテムですが、パンツを活かしたスタイリングをする際におススメで、トラウザーに続きショーツも気になる1本です。
British Mil. SAS Denim Shorts商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=160573949
Bricklayer Horii