Basque T-Shirts


初夏の日差しが増すにつれ、街で多く見かけるようになるのがボーダーのカットソー、そう『バスクシャツ』。

リゾートウェア然とした爽やかなルックスは初夏から夏の定番となっており、今年は特に男性も含め目にする事の多いアイテムの一つ。

盛夏アイテムの入荷が幾つかありました、本日は新型の半袖『Basque T-Shirts 』のご紹介です。

素材には元々、硬さのある空紡糸の中で最も毛羽の少ない『Vortex(ボルテックス)』を使い、エア(圧縮空気)の旋回流によって繊維の先端が糸の中心に集束され常に糸の中心が真っ直で無撚の状態となります。

糸の外側にいくにつれ撚りが強い特殊紡績糸、空気の旋回流によって糸が紡がれるという新しい方法から生み出された新素材を使用しています。

内側と外側が違う繊維で構成されているRING糸に比べ、全ての繊維が糸の中心から初めて外側に向かう渦(Vortex)を巻いた構造となっており、毛羽が少なくピリングが起きづらい糸で通常の空紡糸同様に、シャリ味と硬さのある素材です。

24番糸を引き揃え高密度に編み立てた天竺地は、適度な艶感とドライタッチでバスクシャツ特有の硬さがあり、シルエットが綺麗に出るのが特徴です。

記憶が正しければ”VORTEX”と聞くと、『SADE』と云う好きなアーティストがリリースしていたレコードレーベルが過り、シンプルなメロディーと切ない声がエモかったのを回想しました。


ネックは続に云うボートネックですが、首回りはややコンパクトにし、フェミニンな印象になりがちなボートネックの弱点でもある首元の『抜け』を防いでくれます。

胸ポケットなどが無いシンプルな作りですが、ネック回りは裏バインダー始末で丁寧に仕上げています。

バスクシャツと云えばボーダー御三家のフランスメイドが主流ですが、こちらのバスクシャツはどちらかと云うとアメリカンなイメージとでも云いましょうかMADE IN USAをも彷彿させる面構えや、フェードしたような色味も魅力的です。

しっかりと編み込まれているので洗濯を繰り返しもヘタれず、着込むほどに風合いが増すバスクシャツの『心臓部』は健在です。

身巾は緩く、ヒップに掛かるぐらいの着丈となっており、1.5㎝弱の段差のあるスリット始末がアクセントになっています、ショーツの相性も良さそうです。

少し肩の落ちたデザイン、半袖としてはやや長めの裄丈でバランスをとっています。

毛羽が少ない分、ドライな着心地で肌に纏わりつかない生地感は多汗症の自分の身体には優しい素材です。

モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズL着用

着用写真は少しグレイッシュなSAND。

使い勝手の良い生成り(ECRU)にスミクロ(SUMI)に加え、やや沈んだ色目のペールトーンを含んだ6色での展開です。

夏場になるとパキッとしたパステルカラーは少し勇気が要りますが、少しフェードした落ち着きのあるトーンなら受け入れ易いでしょうか。

SHELL PINKやSLATE BLUE、CELADON(うすい緑)も普段色モノを着ない方にもおススメです。

『Crew Neck』が夏場の制服になりがちですが、少し抜け感やこなれ感のある”バスクシャツ”のチャンネル登録をよろしくお願い致します。

■ Basque T-Shirts S/S ■

material/100% Cotton
color/ECRU,SAND,SHELL PINK,CELADON,SLATE,SUMI
size/S.M.L
price/¥8.800(Inc Tax)

Basque T-Shirts S/S商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=160969389

Bricklayer Horii