Fatigue Trousers -Army Ripstop-


モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用

昨今メンズのスタイルは、パンツが左右している。

ノープリーツパンツからプリーツ入りへ、スリムテーパードからワイドストレートなどへトレンドは大きく移り変わっている。

今季の二大巨頭を挙げるとしたらデニム&軍パン(カーゴパンツ)あたりが有力候補でしょうか。

*A VONTADEの春夏の軍パンのスタメンはM-47やM-51、Jungle Fatigueなど仏軍から米軍まで豊富なラインナップとなっています。

その中でも忘れていけないのが『Fatigue Trousers』、ご存じの方も多いと思いますが本日はファティーグトラウザーのご紹介です。

こちらのOLIVEの生地はオリジナルのジャングルファティーグと同規格、同規格で再現されたArmy Ripstop、先日ご紹介致しました、『Jangle Fatigue Trousers』と同素材です。

こちらのブログをご覧の方には、もはやこの素材に至っては説明要らずかも知れませんが、軽量且つ耐久性に優れ、機能性の高さゆえに様々なプロダクトに使用されています。

本来はナイロンを打ち込む事で強度は格段にアップするのですが、使用しているリップストップは強度の高い太い番手の綿糸を打ち込み、綿100%にすることで天然素材の風合いを活かしたこれからの時期に向けて軽い生地感に仕上げています。

アメリカ軍のファティーグパンツからインスパイアされ再構築されたパンツはフロントの大きな丸みを帯びたフラップ無しのポケットが特徴のカーゴパンツです。

ヴィンテージ等の低めに取り付けられたサイドポケットではなく、普段の生活に於いて必要性や利便性を追求した結果、このデザインに落ち着いた云わば軍パンの進化系モデル。

一目で*A VONTADEのパンツと分かるアイコニックな大きなフロントポケットは使い勝手が良く、様々な職種の方が穿かれています。

股上は深く股下には可動域を広げるマチを付け、腰回りに適度なボリュームがあり膝にはダーツなど緻密なパターンメイクも相まって動き易さを考慮され、アウトドア関係の友人にも好評なシルエットとなっています。

膝から裾にかけて強めにテーパードしたシルエットはスニーカーから革靴まで靴を選びませんが、暖かくなればサンダルの出番でしょうか。

比較的細身なパンツに分類されるJangle Fatigue Trousersに比べ、ワタリ含めて若干細い『程良い太さ』がカーゴパンツとしての無骨でワイルドさを残しつつも、パターンにアレンジを加える事でファッションアイテムへと昇華しています。

『他の軍パンにはないほどのシンプルの極み、それこそが最大の魅力』でしょうか。

お取引先の中では、こちらのFatigue TrousersやOld Potter Jacket、Classic Chino Trousersと云った所謂『定番』のみを取り扱ってくださる個店様もいます。

どういったブランドなのかどういう商品なのか、定番を通じて魅力を伝える事でしっかりとお客様と太いパイプで繋がれた15年以上も続く名店です。

サイクルの早い昨今、より本質的なモノが求められていると思います。

定番を着る事だけが正解でもありませんし、嗜好品と必需性のボーダーラインを自分なりにどう導き出すか。

必要な服を必要な分まで自分のワードローブに加えるに値する、そんなカーゴパンツかと思います。

■ Fatigue Trousers -Ripstop- ■

material/100% Cotton
color/OLIVE、BLACK
size/XS,S.M.LXL
price/¥22.000(Tax In)

Fatigue Trousers -Ripstop-商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=99125623

Bricklayer Horii