M-51 Shorts -Army Ripstop-
テレビでも度々取り上げられるほど、ヴィンテージ、古着ブームの熱は冷めやらず。
300万のヴィンテージTシャツを扱ったバラエティの話題で、今もSNS界隈が賑わっています。
考えてみると服だけでなく、本や玩具も年を重ねるごとに希少になっていき、歴史的価値が上がることはしょうがないこと。
とはいえ、当時の価格で買っていた方からすると「これはもう無理だろ…」という本音もこぼれるところですよね。
本日は、こちらもヴィンテージで探すと高額な”M-51″をモディファイし、ショーツに仕立てた一本をご紹介させていただきます。
『 M-51 Shorts -Army Ripstop- 』
素材にはお馴染みArmy Ripstop、以前ご紹介したFatigue Shortsと同素材になります。
もはやこの素材に至っては説明不要かもしれませんが、軽量且つ耐久性に優れ、機能性の高さ故にミリタリープロダクトには欠かせないファブリックです。
コットン100%のリップストップは薄手で速乾性があり、格子柄の織りが肌離れ良く、ドライな状態を保ってくれます。
太番手の綿糸を打ち込み、ナイロン混には表現出来ない天然素材の風合いが活きた、フェード感も愉しめる素材。
遅れてやってきそうな梅雨時期に丁度いい生地感で、乾きやすいのも嬉しいポイントですね。
1951年に登場した、通称『M-51』と呼ばれるUS.ARMYフィールドトラウザーをデザインソースに作成した、6ポケットショーツ。
オリジナルをそのまま切ってショーツにしたような迫力のあるワイドショーツですが、
サスペンダーボタンや内側のライナー用ボタンなど、普段は邪魔になる不要なディテールを省いた”必要最低限の機能美が魅力”の一本です。
所謂カーゴポケットが付く分、丈感はやや長く膝に掠る程度。
定番のファティーグショーツに比べてゆとりのあるサイズ感で、よりヴィンテージな表情を持つ軍パンらしい顔つきです。
ポケットはオリジナルを踏襲したフラップ付きのスナップボタン。
サイドポケットのフラップは片側が縫い付けてあり、後方のみマチが入る仕様となっている為、正面から見るとスッキリ収まりの良いポケットです。
ウエストにはサイドアジャスターがつき、ベルトレスで着用いただけるのも夏には嬉しいポイント。
ジッパーにはWALDES社のアルミジップを使用し、副資材にも抜かりありません。
アースカラーのラグランと合わせて、気温の変化が大きいこの時期にだけできる、袖物×ショーツの合わせ。
軽さが出すぎないよう全体のトーンは抑えていますが、夏場はヘンリーのTシャツを合わせて思いっきりアメカジ合わせも良いですね。
カジュアル感が出すぎるかな?という方は、ぜひNATURALカラーを。
白パンに抵抗がある方でもショーツでしたら思いのほか合わせやすく、男臭さも中和されます。
素材、シルエット共にヴィンテージ顔負けの一本、ぜひお試しください。
■ M-51 Shorts -Army Ripstop- ■
Composition/ 100% Cotton
Size/ S, M, L
Color/ OLIVE, NATURAL
Price/¥24,200(Inc Tax)
Bricklayer Honma