Lax Western Shirts

カウボーイに憧れて。という方は少ないと思いますが、ふいに気になる存在の”ウエスタンシャツ”。

古着屋を覗くと多彩なバリエーションがあって見るだけでもワクワクしますが、いざ試着となると想像と違うことが多々あります。
着丈は長い。その割に身巾は細い、etc…
何のためのシャツなのか理解すれば当然のディテールも、ファッションに落とし込むのは難しいものです。

本日は今の空気感を纏ってアップデートされた、ウエスタンシャツのご紹介です。

『 Lax Western Shirts 』

当店でも毎シーズンご好評いただく、バンドカラーシャツやBDシャツ。
定番はもう抑えているけど何を買い足そうかな？という方にオススメさせていただきたい一枚です。

3バリエーションある生地ですが、やはりデニム生地は欠かせないところですよね。
6.5ozというやや薄手のデニム生地は、とにかくその肌触りの良さが特徴です。

経糸には高級綿で知られるジンバブエコットンを使用。
ジンバブエの標高1,500m地点にて無農薬で栽培されるオーガニックコットンは、しっとりと柔らかく美しく染まりやすいのが特徴です。
緯糸にはムラ感のあるラフィーコットンを使用しているため、特有のヴィンテージ感ある表情が生まれます。
そして製品後にフェード加工を入れ、約半年ほど着込んだイメージの、美しい”FADE INDIGO”に仕上げています。

珍しい装飾の無しの生成りカラー”NATURAL”は、今季一押しの生地。
経糸には強撚したコットン糸を使用し、緯糸にはリネンを打ち込んだオリジナルシャンブレー生地を使用しています。
リネンを40％使用しているため、イメージ的には柔らかさのある生地を想像しがちですが、経糸の強撚したコットンが生地にハリコシを与え、更に高密度に織り上げることでガシッとタフな生地感になっています。
リネンの持つ通気性の良さと肌離れの良い生地感は、春夏はもちろんオールシーズン使い勝手が良く、真っ白のシャツが苦手な方でも取り入れやすいカラーです。

BLACKにはデッドストックのコードレーン生地を使用。
起毛感ゼロの非常に細畝のコードレーンは、ドライタッチで見た目以上に軽い着心地です。
ステッチもブラックの為、切れ味あるルックスに。
残念ながらデッドストック生地のため数に限りがございますので、ビビッと来た方はお早めにご検討くださいませ。

ウエスタンシャツといえば、乗馬の動きに影響されないフィットする身巾と、タックインした際に出ない長めの着丈が特徴の縦長シルエット。

ですがこのシャツは、身巾にゆとりを持たせ着丈もやや短くすることで、タックインせずとも綺麗に決まるように仕上がっています。
ヨークが入るので肩はほとんど落とさず、オーバーサイズまでいかない絶妙なリラックスシルエットで、チノパンやショーツと合わせて羽織りでも使いやすいですね。

写真のモノは私物で既に5,6回ほど洗っていますが、更に鮮やかな色合いになり、肌触りも抜群に柔らかく肌に馴染みます。
手持ちのシャツの中で、一番着心地の良いシャツといえますね。

洗いざらしで男らしく着用したいところです。

個人的には、セットアップのハズシとしてもご提案したいところ。

襟は当時のややくびれたカッティングを残しつつも小振りにしているため、ジャケットやカーディガンのインナーとしても収まりが非常に良いです。
写真は非常にシンプルなコーディネートですが、パールボタンが通常のシャツとは違い、良い具合のハズシにとして主張してくれます。

ネック周りに余裕があるため、コットンタートルなどインナーに入れてもこなれた感じで着用できますね。

その特有の佇まいから、一歩間違えるとコスプレ感が漂うウエスタンシャツですが、この一枚は本当に使いやすくタウンユースに馴染んでくれます。

良いチーズのように、ほんの少し癖がありながらヤミツキになること間違いなしだと思うので、ワードローブを広げる意味でもオススメの一枚です。

ぜひご検討くださいませ。

■ Lax Western Shirts ■
Material/ 100% Cotton
Color/ FADE INDIGO, NATURAL, BLACK
Size/ S, M, L
Price/￥25,300(Inc Tax)

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