2Tuck Marine Co. Chino Trousers

20℃という2月とは到底思えない暖かい陽気に包まれたここ数日、強制的に気持ちは冬から春にスイッチさせられた方も多いと思います。
デニムばかりの自分も最近はベージュのチノに手が伸び、ネットではスプリングカラーのスニーカーを物色…と前のめりに春気分です。

そんな中店頭には、我こそは！と名乗りを上げる第三のチノが入荷致しました。
定番のチノシリーズをお持ちの方も、見逃せませんよ。

『 2Tuck Marine Co. Chino Trousers 』

*A VONTADE定番の樹脂加工が施されたチノ生地では無く、ウエストポイントクロス、通称”ウエポン”と呼ばれる光沢のある生地を使用したトラウザースになります。

よく耳にする生地でありながら、ワードローブにお持ちの方は意外と少ないウエポン生地。
一般的に単糸で織られることの多いチノ生地と違い、細く滑らかなコンパクトヤーンを双糸にした糸を使用し非常に高密度に織り上げることで、美しい光沢を放つウエポン生地が仕上がります。
適度な厚みがあり、履き心地はサラリと滑らかな生地感です。

パッと見たビジュアルは高級感やドレス感が漂いますが、ミリタリーを由来とするタフさも併せ持ち、まさに質実剛健な一本。
光沢が美しいベーシックなBEIGEと、光を反射することでやや赤みがかったナス紺にも映る、DEEP NAVYとの二色展開となります。

イメージソースは、1950年代のUS MARINE CORPSのチノショーツ。
そう、ショーツから着想を得てフルレングスにアレンジするという、パンツに定評のあるデザイナーならではの一本なんです。

深めの股上とゆとりあるワタリからナチュラルにテーパードしたシルエットは、非常にクラシックで美しく、タックインして穿きたいトラウザース。
シャツだけでなくボーダーのカットソーを入れても間違いないですね。

フロントのインタックも外側は縫い付けとオリジナルを踏襲しつつ、内側はピンタックからセンタークリースにアレンジし、より大人顔なチノトラウザースになっています。

比翼仕様のフラップポケットにはボディと同生地のスレキを使用し、珍しいディテールもオリジナルを踏襲しています。
服好きならグッとくる部分ですよね。
ウエスト部に流し込まれたやや太めのベルトループも雰囲気抜群な仕上がり。

“チノパン”と大きく一括りにしても、ディテール、生地が変わると全くの別物になり、いつものミリタリーシャツに合わせても雰囲気がまるで変わります。

綺麗なパンツはヘタに味付けせず、ベーシックなアイテムを合わせるだけでスタイリングが完成します。
これからの季節、BDシャツやアンコンのジャケットなどと合わせるのが非常に愉しみな一本です。

ゆとりのあるシルエットですが品のある表情が全体を締めてくれることで、普段細身のパンツが多い方も取り入れ易いパンツかと思います。

是非ご検討ください。

■ 2Tuck Marine Co. Chino Trousers ■
material/ 100% Cotton
color/ BEIGE, DEEP NAVY
size/ S, M, L
price/￥25,300(Inc Tax)

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