Lax R/N Duffle Coat
個人的にずっとダッフルコートを探していたのですが、なかなか合うものが見つからず買えずじまいの数年でした。
ミリタリーがルーツにあるので身巾が広く、重く、そんなところも良いのですが、実際着用することを考えると首をかしげる日々。
ようやく理想の一着が見つかりました。
本日は新作のダッフルコートのご紹介、サイジング、生地ともにパーフェクトなダッフルです。
『 Lax R/N Duffle Coat 』
着丈100cm前後のコートながら、それはもう軽い。
普通軽くなると暖かさが落ちるイメージですが、すごく暖かい。もちろん中綿なんて入っていません。
そんな生地にはラムウールの中でも最高峰と謳われる”ジーロンラムウール”を使用した、メルトン地を使用しています。
さらに二重織りにすることで、ただでさえ暖かいメルトンに空気の層が生まれ、非常に高い防寒力があります。
ゴワッと重いメルトンのイメージが覆るほど滑らかで軽く、更にナチュラルストレッチを合わせ持つことでストレスは皆無。
裏地を使用しないことで軽量かつウールの暖かさがダイレクトに伝わり、着用しているとウールのブランケットにくるまっているような感覚に陥ります。
高密度に織られた生地は、冷たい北風も通しません。
イメージソースはWWⅡ期の英国海軍のダッフルコートですが、オリジナルのようにズドンと落ちた寸胴シルエットでは無く、やや裾に広がる美しいAラインのコートに仕上がっています。
フード付きのダッフルはカジュアルイメージが強いですが、シルエットを再構築することでジャケパンスタイルにも違和感なく合わせていただけます。
176cm、70kgでMサイズで中に厚手のセーターなどが着れるサイズ感で、肩傾斜をやや強く、袖山も低めにすることで程よいリラックス感が生まれ、肩幅が広い方でも似合いやすいコートではないでしょうか。
オリジナルを踏襲した3本のトグルボタンは、使っていくことで風合いの増す木製トグルと麻コードを使用し、さらに隠しドットボタンを付けることで風が入りやすいダッフルの弱点を克服しています。
そして中には裾のバタつきを抑える為のレッグストラップが付き、使うかどうかは別として、見た目以上に本格的な作りは男心くすぐるディテールです。
オリジナルはコットンが使われるチンストラップ裏やフードの見返しは、厚み軽減と保温性の両方を考え同色系の薄手メルトンに変更し、しなやかなフード周りに。
フロントポケット裏にはドット付きの小ポケットがつき、貴重品などを入れていただくのに丁度良く嬉しいポイント。
内側の縫製はすべてパイピング処理で、非常に手の込んだ丁寧な仕上がりになっています。
黒に近いほど深いNAVYの色合いには、同系色のヴィンテージのセーターとコーデュロイパンツを合わせて、ネイビーで纏めてみました。
アメカジ好きの自分は、デニムジャケットの上に映えるキャメルを購入しましたが、正直かなり悩みました…どちらもかなり良いですからね。
ここまで着心地が軽く、満足度の高いダッフルコートは探しても本当に見つからないと思うので、ぜひ一度ご試着だけでもしていただきたい銘品です。
寒さが本格的になってきました、ご来店お待ちしております。
■ Lax R/N Duffle Coat ■
Composition :
Body : 94%Wool, 4% Nylon, 2%Cotton
color/ DK.NAVY, CAMEL
size/ S, M, L
price/¥83,600(Inc Tax)
商品ページ→ ONLINE STORE
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