5 Pocket Jeans -Slim Fit-

いったい何が正解なんだ。
ジーンズの洗い方は千差万別で、数か月穿き込む人、水洗いオンリーの人。
いつも迷いにまよって、結局表向きで洗剤を入れるのがワタシ。

そもそもその呼び方もジーンズだったり、デニムだったり、ジーパンだったり。
いろんな呼び方、穿き方がある衣類もこのジーンズくらいかと思います。(このBLOGではジーンズで統一します)
様々な人に愛されるユニフォーム的なジーンズですが、われらが*A VONTADEからも待望の新作が届いておりますので、ご紹介させていただきます。

 

 

『 5 Pocket Jeans -Slim Fit- 』

 

長らく”Regular Fit”を定番としてリリースしていましたが、装い新たに”Slim Fit”として生まれ変わっての登場です。

カラーは2色。

大戦モデルにも用いられていたという染色前のブラウンコットンを緯糸に使うことで、深く沈んだ黒に近いインディゴブルーに染められた”INDIGO”
経糸に高級綿のジンバブエコットンを使うことで、穿き込んでいくとごわつきの少ない柔らかい生地に育ちます。
その為、ハッキリとしたアタリを付けたい方は最初の段階で穿き込んでいただくのがオススメです。

そしてヴィンテージ市場でも大いに賑わいを見せる”BLACK”
今回のスリムフィットのビジュアルと相まって、クールな顔つきの一本です。
縫製糸までブラックで統一された他のアイテムを際立たせるミニマルな表情は、登場回数も自然と多くなるのではないでしょうか。
また、洗いを繰り返すことでグレーにフェードしていく様は、インディゴデニムとはまた違った経年変化を愉しむことができます。

 

どちらもセルビッチを使用しており、ブラックは特に目を惹くいいアクセントに。
写真では写っていませんが、コインポケット裏のミミ部分もセルビッチが使われ、非常に凝った作りとなっています。

そして今回の生地の特徴として、水洗い後に糊をうすく乗せなおしています。
がっつり入っているわけではない為バキバキな生地では無く、ややハリと硬さの残した風合いに。
そのため穿き込んでいった際のヒゲ、ハチノスが定着し易く、将来有望な一本です。

 

流通量の少ないコアなモデルであるヴィンテージの”351N”をイメージソースに構築されたシルエットは、オリジナルの雰囲気を残しつつ、細すぎない絶妙なシルエットに。
オリジナルは非常に細身でスキニーに近いシルエットですが、こちらはウエスト以外を2サイズアップのイメージで仕立てているため股上にもゆとりがあり、ジャストサイズで程よい”隙間”が生まれ、ストレス無く着用いただけます。

個人的に細身のパンツは腿とふくらはぎがパツパツになりがちで避けていたのですが、こちらはジャストで問題無く穿けました。

 

オリジナル同様リベットを使わないミニマルなビジュアルで、ヒップポケットはやや外付けに。
前面のコインポケットも内側に入り込むように付けられ、個性的な一面を持ちます。

ワイドシルエットが主流だったので、すっきりとしたパンツは新鮮な気持ちで着用できますね。
テーパードが効いている為、ゆとりのあるトップスを持ってきても緩急が付きすぎることなく、良い塩梅にメリハリのあるスタイルが組めます。

 

ソリッドなブラックに合わせて硬派なレザージャケットとのモノトーンスタイルを。
ヴィンテージの雰囲気は残しつつ、現代的にリファインされた美しいシルエットは、カジュアル~ジャケットスタイルまで幅広い着こなしに引っ張りだこな一本です。

いよいよジーンズがちょうどいい季節になってきました。
個人的にブラックを購入しましたが、どんな表情に育っていくのか非常に愉しみなので、この一本はじっくり穿き込んでいきたいです。

皆さまも新しくなったスリムフィット、ぜひお試しください。

■ 5 Pocket Jeans -Slim Fit- ■

material/ 100% Cotton
color/ INDIGO, BLACK
size/ 30, 32, 34, 36
price/¥23,100(Inc Tax)

5 Pocket Jeans -Slim Fit- 商品ページ→ ONLINE STORE

 

Bricklayer Honma