Raglan Pea Coat
今期はダッフルコートが流行っているようで。
スタジャンやMA-1までも流行りを見せ、天邪鬼(私含む)なカジュアル好きには、着るものないよ!被りたくないのに!!と思う方も多いはず。
ここに良いコートございます。
BLOGご紹介前から反響頂いております、こちらのご紹介です。
『Raglan Pea Coat』
昨年新作としてリリース後、駆け足で無くなってしまったこちらのコート、多数のラブコール頂き今期も無事リリースとなりました。
生地はSuper 110’sを使用した、厚みのあるラムウールメルトン。
Superとは糸になる前の原料の細さの単位で、110’sともなれば梳毛のスーツにも使われるほど細く滑らかで、程良い光沢をもちます。
10ずつ単位が上がり、130~140’s程でロロ・ピアーナの生地に使われる程度と云えば分かり易いでしょうか。
数字が上がるほどしなやかで繊細な生地になる為、手入れは勿論、休憩も必須になりますが、
110’sは滑らかさとデイリーに使用するのに適した、丈夫さを持ち合わせた良い塩梅の素材。
これを二重織りにし、膨らみと保温性を持たせた非常に上質な生地に仕上がっています。
昨今のアウトドアブームでダウンを着用する方が増え、重いとの声を頂くことも稀にありますが、ウールは重さ=暖かさ。
有名なS社のものに比べれば、余裕で軽いと言い切れる重量です。
ゆとりのあるサイズ感は、カジュアルのみならずスーツの上からも活躍してくれるはずです。
珍しいラグラン仕様でメルトンコートにありがちな動きずらさが無く、腕回りのストレスがありません。
裏地にはボディ側に風を通しづらいコットン、袖に滑りの良いレーヨンコットンを使用しレイヤードもしやすく。
丈の長さはヒップが隠れる程のミドル丈で、足さばきの邪魔にならない長さです。
US NAVYなどオリジナルのハンドウォーマーポケットは、高い位置についていることが多く手が入れずらいのですが、使い易い位置まで下げ上からパッチポケットを叩きつけることにより、利便性のみならずデザイン的にもユニークなビジュアルに。
襟、袖先にはミリタリーを参考にハード芯を入れることで、立てた時の立体感が非常に美しく。
チンストラップを留めることで、冷たいビル風にも負けないマフラー要らずのコートになります。
襟裏、ネック裏のステッチ使いにも是非注目して頂きたいところ。
先日のスタイルでは王道のアメカジ合わせで着用し、やはりしっくりくるスタイリングと感じる中、スタイルが一辺倒になりがちな今の時代に、何処か新鮮な合わせでもあるなと感じました。
スウェットパンツとも勿論◎
流行りとは違うポジションにあるPコート、いずれトレンドにも引っ張り出されるのでしょうが、今は通なチョイスではないでしょうか。
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げます。
■ Raglan Pea Coat ■
material/
SHELL: 90% Wool, 10% Nylon
LINING: 100% Cotton
SLEEVE LINING: 55% Rayon, 45% Cotton
color/ DK.NAVY
size/ S, M, L
price/ ¥79,200(Inc Tax)
商品ページ→ こちらから
Bricklayer Honma