Wool Lined Driver Coat
完全なるダークホースでした。
ウールのコートを探していた自分にとって、まず生地が違うからと候補外だったこちら。
柔道の組手で、格上の相手にグッと引き寄せられるような強い引力を感じました。
ご紹介させて頂きます。
『Wool Lined Driver Coat』
マットでストンと落ちるこの生地は、撥水性を持たせたコットン、ポリエステル、ナイロンからなる混紡生地。
触った感じはゴム引きのコートのようにパリッと乾いた肌触りですが、組成の7割をコットンが占めるこの生地は、比べると非常にしなやかで柔らかくそして軽量です。
ピーチスキンのように微起毛させることで光沢を抑え、非常にシックな雰囲気を纏います。
撥水性は確かなもので、水滴が玉になって転がるほど。
ファッション性の高い見た目からは想像できない利便性に、まず一つ引き寄せられます。
シンプルなルックながら、襟元はライダースブルゾンのようなチンストラップ仕様。
お好みで外側のボタンで止められますが、個人的にはプラっと(?)させて着用したいところ。
ネック裏はウールで切り替えてあるので、上まで留めた際の防寒性は云うまでも無いですね。
目を惹くのが、腰回りの細く流れるウエストベルト。
少しカジュアルな印象のGIバックルが、小綺麗目なビジュアルを締める良いスパイスになっています。
ビジュアル◎着脱△で最初は煩わしさを感じますが、慣れてしまえばするりとハマり、何より引き絞った姿は純粋にカッコイイです。
ベルトループが2つ付く為、ウエスト位置に合わせて高さを変えられます。
これも細身のベルトを採用したからこそできるギミックで、よく作り込まれた部分。
サイズ感は、中にジャケットを悠々と着れるほどのゆとりを確保しており、さらに後ろはインバ―テッドベントでシルエットの調整が出来ます。
ロング丈ですが足さばきグッドで、何よりクラシックなビジュアルが非常によく、背中で語れるコートです。
総裏仕様ですが腰から裾の下側にはウールフランネル地で、これが非常に暖かく、
上半身はコットンレーヨン裏地で滑りが良く、全てウールではなくすることで、ジャケットなどの上着とレイヤードした際に暑すぎない&ごわつかない。
冷たい外気を遮断し中はしっかり保温してくれる、まるで魔法瓶のようなコート。
なので中にはウールのセーターなど暖かいものを入れて下さいね。
これで真冬も完璧です。
やはり自分が好きなものは褒め過ぎてしまいました笑
自身をもってオススメできるこちらのコート、是非お試しください。
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げます。
■ Wool Lined Driver Coat ■
material/
Shell : 68% Cotton, 21% Polyester, 11% Nylon
Upper Lining & Sleeve Lining : 55% Rayon, 45% Cotton
Lower Lining & Back Neck : 90% Wool, 10% Nylon
color/ BLACK
size/ S, M, L
price/ ¥63,800(Inc Tax)
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Bricklayer Honma