Single Laxman Coat
一生物ってあると思われますか?
6年ほど前、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったA-2フライトジャケット。
裏地にはアロハの銘品「百虎」があしらわれたとても珍しいもので、手入れすれば一生使えるホースハイドの銘品。
売りました、三年後に。
一生着るぞと意気込んで買ったものの、そこは20代、好みも変わればサイズも定まっていない。
数年後にはどうしようこれ状態で、欲しがっていた方のもとにお嫁にいきました。
一生物というものを定めるのは、それなりの審美眼と経験があってこそだと痛感しましたし、今の自分にもそれを定めることが果たして出来るのか、大いに疑問なところ。
ですが、長く着れるものというのは確実にあるわけで、本日は皆様のワードローブで末永く活躍してくれる、そんなコートのご紹介です。
『Single Laxman Coat』
大変ご好評頂いている、40’s French Army Trousersと同素材の”馬布”を使ったコートになります。
パラフィン加工特有のハリと硬さで初めは戸惑いがあるものの、ここはジーンズと同じく着込んでいって風合いが増してくるもの。
柔らかく馴染む優しい着心地が待っています。
パラフィン加工により撥水、防水性があり、雨風を防ぎますがオイルドクロスのようなべたつきが無いので、乗り物に乗る際も気兼ねなく。
自宅で洗濯が可能でクリーニングに出すわずらわしさが無く、ケアが楽なのも嬉しいポイントです。
洗濯、着用を重ねるごとにパラフィンは落ちて撥水力が低下しますが、高密度な馬布の生地が風を遮断してくれます。
膝にかする程度の丈の長さで、インナーにはジャケットを着れるほどの余裕があります。
丈の長さと生地の硬さに惑わされがちですが、馬布自体は非常に軽量な素材の為、一日着用しても着疲れすることが無く、カジュアル~ビジネスまで幅広く着用して頂けます。
デザイン自体は非常にシンプルですが、ボタンは4つボタン、衿も少し開く仕様でフレンチのカバーオールをコートにしたような印象も受けます。
シンプルながら遊び心があり、ハンドウォーマーポケットの上に重なるようにパッチポケットが付きます。
ユニークなデザインながら、使用する際の高さも考慮された作りで、手が入れ易く使い易い仕様に。
ハンドウォーマーポケットは名ばかりでは無く、ここだけ袋地がウール素材に。
外付けパッチポケットの丸みに沿った美しいステッチワークなど、作りの良さ、細部への拘りが垣間見えます。
シンプルであるからこそ、細部への拘り、着心地がないと逆に”これじゃなくても良い”といった考えになるもの。
日々の生活に耐えうる道具としてのタフさと、普遍的なシルエットや作りこみの良さから、共に生活ができるコートだと思います。
本当に探すとないです、こういったコート。
なので是非オススメさせて頂きたいです。
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げます。
■ Single Laxman Coat ■
material/ 100% Cotton
color/ CHARCOAL, BLACK
size/ S, M, L
price/ ¥50,600(Inc Tax)
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Bricklayer Honma