Classic Chino Trousers -13.5oz Denim-

 

Classic Chino Trousersがアップデートとマイナーチェンジを繰り返し、”デザインの断捨離”と銘打ち、フルモデルチェンジされたのが約3年前。

セルビッチチノに天然樹脂加工を施した定番のチノクロスに、待望のデニム素材を使ったクラシックチノトラウザーが仲間入り致しました。

昨今デニムの勢いが加速していく中、様々なシルエットや加工デニムが登場し、*A VONTADEの今季のラインナップも例に漏れず多くをリリースしていますが、”真打登場”と云ったところでしょうか。

本日は『Classic Chino Trousers -13.5oz Denim- 』のご紹介です。

 

 

 

素材には経糸にジンバブエコットンの長綿、緯糸には品種改良される前の天然の茶綿を使用した13.5ozのオリジナル・セルビッチデニムを採用。

一般的な綿よりもブラウン色のモノを使用する事で、色落ちした際に深みのあるフェードブルーになるのが特徴です。

ヴィンテージデニムのムラ形状を分析して紡績されたこちらは、仕上げで通常は毛焼き+スキュー(捩れ防止)+防縮の3工程をするのですが、ヴィンテージのキバタデニムの風合いに寄せる為に、毛焼きとスキューの工程を省いていますが、現物は製品洗いで少し捩れが出るような特殊なサンフォライズ加工を入れています。

そうする事で縮率を最小限に抑え、ヴィンテージデニムのような毛羽立ちや撚じれを意図的に作れるようにしています。

 

 

チノクロスのサイズスペックに比べ、ワタリや裾幅を2センチ弱ゆとりを持たせたサイジングになっており、股上深めにワタリから裾にかけて程良くテーパードした太すぎず細すぎずのシルエット。

Type 45 Chinoを少しシャープにしたシルエットと云えば分かり易いでしょうか。

 

 

片側のみ比翼仕様のフラップポケットが付いたアシンメトリーなデザインで、玉縁ポケットは約2mmと極細。

ワーク要素の中に上品さが伺えるのも、細部のディティールあってこそ。

13.5ozの厚手の生地も相まってここまで細い玉縁になると熟練された縫製技術も必要となり、メイドインジャパンならではの品格を感じます。

 

 

『定番』と云う言葉通り、流行に左右されず長く穿いて育てていきたいものです。

そのプロセスを愉しむ為に必要不可欠なのが強度。

内側やヒップは巻き縫いのダブルのチェーンステッチで、アウトシームは割り始末になっている為、ビジュアルはしっかりとトラウザー仕様となっていますのでご安心を。

セルビッチを使用していますので、ロールアップでの着用も◎です。

 

モデル身長172センチ、体重57㎏、サイズS着用

 

新作のマウンテンパーカーに合わせ、ロールアップでチャッカーブーツに合わせた場合、これぐらいの軽さのある見え方がベストでしょうか。

『派手さの無いコダワリ』や『日常使いで感じる心地良さ』を感じて頂ける1本かと思います。

 

■ Classic Chino Trousers -13.5oz Denim- ■

material/100% Cotton
color/INDIGO
size/S.M.L
price/¥25.300(Inc Tax)

Classic Chino Trousers -13.5oz Denim-商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=170677055

 

Bricklayer Horii