Henly Neck L/S

 

シンプルながらも、その素材感でロンTやスウェットとは違った表情を見せてくれるサーマル。

その機能性や着心地も相まって、一度は袖を通したことがある方が多いはず。

トレンドを抑えたデザインと普段使いに最適な実用性、両方をバランス良くマッシュアップされた『Henly Neck L/S』のご紹介です。

 

 

素材はコンパクトな編地が特徴のサーマル地。

一般的なサーマルとは異なり表と裏面で編みの異なるコットン100%のWフェイスのサーマル。

表面は目の細かいワッフル地で、肌に触れる内側は、ソフトな質感で伸縮性のあるコードレーン編みのフラットな仕様で、通常のサーマルのような伸びや垂れを防ぐ編地となっています。

毎シーズンリリースしているBig Waffle Crewに比べ1/2程度のウェイトといったところで、保温性こそ劣るものの程良い厚みの軽い着心地で、単体の着用は勿論、レイヤリングを考慮された取り扱いの良い生地感となっています。

 

 

1950年代のミリタリーアンダーウェアをデザインソースにした前立て仕様でボタンは貝ボタンを使用しています。

セットインとラグランの混合のような縫い合わせはフラットシーマを用い、素材のみならず着心地も考慮されたパターン。

吸水性と速乾性に優れているので機能的で実質本位な品質に拘る人、アメカジ世代の僕達には馴染みのあるデザインと素材ですね。

ヴィンテージに習い袖口は編み出しの2段リブでクラシックな雰囲気をプラスしています。

デザインは細部に宿るとは言い回しの言葉にはなりますが、簡素なリブが多い中、しっかりとデザイン面にも一役買ってくれ、箔が付きむしろ疎かに出来ないディティールの1つ。

 

 

ビジュアルはシンプルなヘンリーネックですが、アンダーウェアとしてのインナー的なフィット感ではなく、こちらは程良いゆとりと着丈があり身体のラインを拾わず、前後の長さを変えたラウンドテールでロック始末、裾には空環とシャツさながらのデザインで、今時期は単体での着用でアピールをしたいところ。

時代の変化やフィット感の移ろいにより、サーマルのラギットなイメージが払拭されコンテンポラリーなヘンリーネックへと昇華させた1枚です。

 

 

数あるカットソーの中でもヘンリーネックは、ネックラインから胸元にかけてこなれ感と抜け感を調整できる高ポテンシャルがセールスポイント。

羽織りモノやジャケットをプラスした着こなしにおいても、そのポテンシャルは遺憾なく発揮されます。

ラウンドした長い着丈を活かしたスタイルも醍醐味ですが、タックインしてバランス感を意識し緩急をつけたスタイリングも良いでしょうか。

 

■ Henly Neck L/S ■

material/ 100% Cotton
color/ WHITE,GREGE,INK BLACK,CHOCOLATE
size/ S.M.L
price/¥16.500(Inc Tax)

 

Henly Neck L/S商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=170194355

 

Bricklayer Horii