Lax Basque T-Shirts 3/4

一昨年辺りからジワリと広がったフレンチワーク、ミリタリーのトレンドは今季も留まることを知らず、M-47のオリジナルはもう手の届かないところまで行ってしまいそうな勢い。

私個人もフレンチワークを始め好きなところではあるのですが、この時期になるとやはり着たくなるのはバスクシャツ。

 

タイムレスでタフなオーセンティックなアイテムですが、本日は一味違う、今季新作のバスクシャツのご紹介です。

 

『Lax Basque T-Shirts 3/4』

 

カラーは全て捨てがたい6色展開。

私は青磁器から着想を得ている「CELADON」の色を購入。春らしい薄いグリーンの色合いが非常に気に入っています。

 

生地は特殊紡績糸の”Vortex糸”を使用。

糸の外側にいくにつれ撚りが強い特殊紡績糸、空気の旋回流によって糸が紡がれるという新しい方法から生み出された新素材を使用しています。

内側と外側が違う繊維で構成されているRING糸に比べ、全ての繊維が糸の中心から初めて外側に向かう渦(Vortex)を巻いた構造となっており、毛羽が少なくピリングが起きづらい糸で通常の空紡糸同様に、シャリ味と硬さのある素材です。

24番糸を引き揃え高密度に編み立てた天竺地は、サラッとした肌触りで、汗をかく春の日差しの下でも快適に着ることができました。

重さを感じることのない生地感の為、気温が上がる日に1枚で着て頂くのに最適かと。

 

バスクシャツと云ったら気になる縮み、乾燥機未使用で1度洗ってみましたが、分かるほどの縮みはありませんでした。(縦横1cmもないかと)

ネック回りにこだわりがあり、ボートネックにありがちな『抜け』を防ぐ為、ネック巾はややコンパクトに。

インナーに入れたタンクトップなどがチラリし辛いです。
また、ネック裏もタコバインダー始末で見栄え良く、型崩れしにくく仕上げられています。

オリジナルでバスクシャツを作っているところで、すぐ首元がダラッとしてくるものがありますが、その点はご安心を。

ネックから綺麗に落ちていく肩のラインが、ゆとりのあるサイジングを引き立てます。

シンプルに見えがちですが、シャツのような裾のデザインが最大の特徴。

ラウンドさせているので総丈がMサイズで80.5cmあり、通常のバスクシャツより長さはありますが、深めのスリットが入ることにより、数字で見るより長さは感じません。

このシャツテール部分が個人的に一番グッときたところであり、他のバスクシャツでは感じられない良さ。

以前シャツの上にバスクシャツを着るのが流行った時がありましたが、そのバランス感を1枚で感じられます。

ラウンドに合わせて歪むことなく縫われたステッチワークは、made in japanが成せる技。

1枚で着た時のデザイン、サイドのスリットの深さなどの魅力は勿論、インナーとして重ね着した時にも良いアクセントになります。

以前のブログ、#317ではカーディガンとレイヤードして着用しました。ご参考までに。

 

身巾は緩めで、袖回りもゆとりがあり、テーパードしていますが筒袖のような印象。

バスクシャツでは珍しい七分袖の為、時計やアクセサリーを付けた際もバランス良く見える袖回りになっています。

バスクシャツと云えばのフレンチな合わせも勿論ですが、せっかく6色もあるのでインディゴブルーのような”SLATE”はアメカジ合わせで、ハズし的な感覚でスタイリングしてみました。

 

新作と云ってもオンラインにアップしてから約1か月、非常にご好評を頂きサイズ欠けが発生しているこちらです。

ぜひお早めに確保して下さい。

■ Lax Basque T-Shirts 3/4 ■

material/ 100% Cotton
color/ ECRU, SAND BEIGE, SHELL PINK, CELADON, SLATE, SUMI
size/ S, M, L
price/¥11,000(Inc Tax)

Lax Basque T-Shirts 3/4 商品ページ→ https://shop.brick-layer.jp/?pid=166939966

 

Bricklayer Honma