Camp Shirts
コロナ禍の影響も相まって、人込みを避けて食や自然を楽しめる事ことから注目を集めるキャンプシーン。
第一次キャンプシーンと云われる90年代の頃とは違い、この10年弱の期間で堅調に成長してきた市場は、『3蜜回避』という観点で新たな層をも流入した事や、団塊ジュニア世代の40代が子供の頃に親と楽しんだキャンプを、今度は自分の子供に技術を教え、自らも愉しんでいるという構図の模様です。
本日は半袖の開襟シャツ『Camp Shirts』のご紹介です。
素材は緯糸に綿麻糸を打ち込んだシャンブレー地。
先日ご紹介しましたBanded Collar Shirtsも同じコットンリネンのシャンブレーを使用していますが、こちらのキャンプシャツはコットンの風合いが高い84%と、リネン16%の混率で織られたマテリアル。
綿麻の混紡は色々と試して(着用)してきましたが、綿84%麻16%が麻独特の表情と質感を残しながらも染色の発色が◎であったり、寸法変化率が安定していたりと、そして何より表情が上品で美しいという点で、マイ黄金比率となっています。
バンドカラーシャツに比べシャリ味が少なく、多少肉厚でふんわり感があり、比較的シワになりずらく型崩れがしにくい事がこちらの生地の特徴です。
30番糸を高密度に織り上げている為、軽さもあり夏場にも最適な素材と云えるのではないでしょうか。
好みにもよりますが機能やメンテナンス性よりも見た目や雰囲気、触感重視が優先の方には十分にご納得頂ける生地感となっています。
『キャンプシャツ』と聞くと、機能性を重視して多めに配置されたポケットやエポレットに『ADOVENTURE感』の強いイメージですが、アイコンとなる大き目のマチ付きフラップポケットのみを残したミニマムなデザインとなっています。
襟は小振りでコンパクトな開襟となっており、Vゾーンは狭く控え目な感じはオーセンティックなデザインかと。
ポケットの大きさに合わせ、シャツにしては多少大き目なボタンが良いアクセントになっています。
抜け感が魅力の開襟シャツは、少し緩いぐらいのサイズ感が適正でTシャツ同様にシルエットで遊びたい方は、ワンサイズアップでも良いかと思います。
身巾や着丈をたっぷりと採ったボックスシルエットで、ショーツをはじめナローからワイドパンツまで網羅するシルエットで、バランスを取り易いよう袖丈は気持ち長めの5分丈に設定されています。
ショルダープリーツとボックスシルエットの組み合わせは動き易く、裾脇には脇タブを挟んでシルエットをアジャスト可能な仕様となっています。
袖付けや脇は0.48mmのチェーンステッチの巻き縫いで、縫製は80番の細番手の縫製糸を使い運針を細かく丁寧に仕上げています。
『WORK』にカテゴライズされるキャンプシャツのデザインとは裏腹に、上質な素材と繊細な縫製によって仕上げられた1枚です。
モデル身長172㎝、体重57㎏、DK.NAVY Lサイズ着用
夏場でも長袖シャツの袖をロールアップして着ているという方も多く、意外と持っている方が少ない半袖シャツ。
見た目も着心地もより涼やかに仕上げたいなら今季は半袖シャツは如何でしょうか。
Tシャツ一辺倒のマンネリしがちな季節に、抜け感がありリラックス感溢れるキャンプシャツは、気持ちを高揚させてくれるアイテムです。
■ Camp Shirts S/S ■
material/84% Cotton,16% Linen
color/NAVY GINGHAM,BLUE INDIGO,DK.NAVY(SOLID)
size/S.M.L
price/¥19.800(Inc Tax)
Camp Shirts S/S商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=167765220
Bricklayer Horii