BORDER T-SHIRTS


モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用

家のワードローブに十分にTシャツがある事は分かっているのに、ついついTシャツに目が向いてしまう、そうな陽気も増えてきました。

多種多様な柄、色、形など半世紀も在世していれば相当な量となります。

その中でもトレンドや気分と云った心情がある中で、毎年合否を決めるドラフト会議がある中で1軍、2軍に振るいをかけられ主力として残るのはほんの一握り。

今季の主力打線の候補に挙げられる『ボーダー』、昨年に引き続き天竺を使用したポケットTシャツのご紹介です。


良質な綿花栽培に適した条件に恵まれた土地、アメリカ合衆国カリフォルニア州の『サンホーキンバレー』の雪解け水で育った非常に貴重とされる原綿を、ゆっくりと時間をかけた工程で紡績する事で、繊維にダメージが付きにくく綿花そのままの柔らかさがある米綿糸を使用しています。

生地にした後に表面をガス焼きにし、シルケット加工とバイオ加工(布地の表面を微生物に食べさせる加工法)を施す事でシルクのようなタッチと艶感・光沢のある表情で、毛羽がなく滑らかで肌触りの良いコットン100%のマテリアルとなっています。

以前ご紹介した9oz Silket Athletic T-Shirtsと似たビジュアルや雰囲気ですが、糸の品種や加工方法やオンスが異なり、軽い着心地が特徴なライトオンスに仕上げています。

ガス焼きにしシルケット・バイオ加工と3つの工程で加工を施された生地は、シルクに匹敵するほどのサラッとしたドライな質感と着用時に少しひんやりと感じる優しい肌当たりはこの加工ならでの特徴と云えます。

綿100%でこの質感に驚かれる方も多く、細番にあたる50番糸を双糸使いにすることで生地の斜向を抑え、限界までハイゲージに編み立てる事で薄手ながら型崩れしない『コシのある天竺』となっています。

写真では分かりませんが、ネックから肩にかけてタコバインダー始末で表地にダブルのチェーンステッチをサラッと装備し丁寧な仕上がりです。

プリントTやボーダーにあるあるですが編地が緩く柔らかい素材感のものは、撚糸のバランスが崩れると洗濯後に捩れや撚れが生じ、それを『アジ』として捉えるのもアリですが状態をキープしたままで着用できるのが嬉しいポイントです。

上記写真は数回洗濯した私物になりますが、ポケット部分の柄合わせなどを含め斜向がなく変わらない雰囲気のまま着用可能です。

等間隔に配列された細目のボーダー(5mm×16mm)は所謂オーセンティックな柄ですが、何周か回りに回って原点回帰でいま着たい気分です。

バイカラーやワイドボーダーもその時は良いですが、持て余しやすいですしオーソドックスでこのぐらいのピッチのボーダーが何かとバランスが取り易いでしょうか。

身巾にゆとりを持たせたルーズフィットでボディーサイズに合わせて、ポケットも若干大き目となっています。

コントラストが強すぎず甘すぎない好配色で細ボーダーの後押しもあり普段着ない方でも気負いなく着用できるのが嬉しいポイント。

サイズに応じてシルエットが綺麗に出る素材ですので、私はMサイズとLサイズで楽しんでいます。

単体での着用は勿論ですが、梅雨時期など羽織のインナー使いとしても良いですね。

長年ボーダーを着用し検証をしたことも実感もありませんが、ボーダー男子はモテないとのジンクスを払拭すべく、今年はゆっくりと時間をかけてヒアリングと修正を積極的に行っていこうと思います。

今年も足が速い事が予想されますので、気になる方はお早めにお願いいたします。

■ Border T-Shirts ■

material/100% Cotton
color/BLACK/WHITE,BEIGE/BLACK,NAVY/TAN
size/S.M.L
price/¥9.900(Inc Tax)

Border T-Shirts商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=151081943

Bricklayer Horii