M-45 KHAKI COTTON TROUSERS


モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズS着用

コロナの騒ぎから一年経って、何となくコロナとの日常というか距離感のようなものが、個々人にできたように思います。

しかし新年度の4月を迎え、やる気スイッチを入れたとたんに『まん防』となり変異株により更に加速。。。

大阪では緊急事態宣言発令と東京都も時間の問題でしょうか。

正直、個人個人の問題だからやるしかない、、、

気持ちを切り替えて本日は欠品していました『Type 45 Chino』が入荷致しました、先シーズンより股上を深く、シルエットをよりワイドにリサイズされてリリースです。

今シーズンはINDIGOの新色が加わり4色でのご用意です。


生地はお馴染み、シャトル機で高密度に織り込まれたセルビッチチノを使用。

仕上げに天然樹脂加工でコーティングが施された、『コシ』と『ハリ』のある素材感が特徴です。

打ち込みの強い生地や縫製しかり、何せ丈夫なモノですから長く愛用して頂けるのは、大変喜ばしい事なのですが、マメに買い足す事が少ない為、目下このチノパンの悩みの種です。。。

糊付きで未洗いの状態で、歩く度にバリバリと音が出そうなぐらいコシとパンチが効いています。

NATURAL(生成り)は綿カスを活かしたネップのような生地感で、左が何度か洗濯したもので右が糊付きの未洗いのモノ。

乾燥機には入れず天日干しの場合、レングスで1センチ弱の縮みと云ったところでしょうか、ウエストやワタリなどの縮みは殆ど無く、サイズに関してはお悩み不要かと思います。

水に通すと縫製糸と生地の締まりにより、ポケット部分含め腰回りにパッカリングが生まれます。

ウォッシュ後は乾燥の際に空気で生地が膨らみ陰影が生まれる為、深みのある色合いへと変化し、コーティングも徐々に取れていくため、馴染みの良い生地へと変化していきます。


デザインは米軍で使用されていた通称『45カーキ』をソースにされています。股上は深く、オリジナルに近い太さを残したワイドなシルエットです。

ノンタックでヒップから裾までズドンと落ちたほぼストレートに近いラインは裾幅23.5㎝(Sサイズ)ですが、野暮ったくない絶妙なパターンメイクありきの品のあるシルエットになっています。

革靴を好んで履かれる方も増え、パンツの裾幅も若干ワイドに変わりつつある中、適度なボリューム感が◎

後ろポケットはフラップ付きにアレンジし、ベルト上部は腰ベルトに流し込まれています。


クラシックなミリタリーウェア=巻き縫いがセオリーですが、敢えて割り始末の仕様にしセルビッチを活かした拘りのディティールはロールアップした際もサマになります。

好みもありますがロールアップでワンクッションぐらいで穿かれたほうがシルエットが綺麗に映えると思います。

尻ぐりや内股なども全て割り始末にする事で、当時の雰囲気を残した仕様となっており、プレーンにすっきりとした見た目の印象となるよう考慮されています。


こちらは9ozのデニムを使った新色のINDIGO。

薄手ながらもコシのあるセルビッチデニム、脇の耳(セルビッチ)は健在です。

リジットでステッチが無い分だいぶクリーンな印象です。

ただ太いだけでなく立体的に綺麗に見えるようパターンされた、ヒップ周りと着用した際の腰回りのフィット感は絶妙です。

ワイドと云う以外、癖も無くベーシックなパンツなのでシンプルな装いに映え、マンネリしたコーディネートに変化を付けたいときなども良いのではないでしょうか。

通年穿ける生地感ですが、これからの暑い日差しの中、愛用して何度も洗って馴染んでいく感覚を愉しみながら、今年も、来年もまた飽きるほど着るだろうし、クローゼットから眺めるだけのシーズンもきっとあると思います。

そうやって10年、20年と連れ添う一本であって欲しいと思います。

■ Type 45 Chino Trousers ■

material/100% Cotton
color/BEIGE,NATURAL,BLACK,INDIGO
size/XS.S.M.L
price/¥22.000(Tax In),INDIGO¥23.100(Tax In)

Type 45 Chino Trousers -Classic Selvdge Twill- 商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=107158094
Type 45 Chino Trousers -9oz Selvdge Denim- 商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=157341457

Bricklayer Horii