Lax Work Shirts
時代により様々な着方をされてきたシャツですが、いつの時代もワードローブの中心にあり続けるスタンダードで普遍的な魅力のある『ワークシャツ』。
ヘビーデューティーなイメージを抑えた新型のワークシャツ、最近の気分で着るんであれば気持ちオーバーサイズで、本日は『Lax Work Shirts』のご紹介です。
ロープ染色したインディゴ糸をシャトル機で織ったブロード地のLT.BLUE。
(カジュアル)通常のシャンブレーと比べ、品のある素材感です。
60番手の糸を使用し生地の裏から手を翳すと多少透け感のある生地感となっており、通常のシャンブレー地と比べ薄手で霜降りのムラが少なく、柔らかな肌触りで上品な素材感となります。
もう一方の無地2色は強撚糸を使った40番手のブロードを使用し、硫化染めにて仕上げていますので、インディゴ同様に経年変化を愉しめる素材となっています。
インディゴに比べ、2割増しの肉感と云った感じでしょうか。
丸みのある左右対称のパッチポケットがストアブランド系ブランドを彷彿させるデザイン。
ワーク然としたデザインとは裏腹に上質な素材使いと繊細な縫製によって仕上げられた1枚です。
『目指したのはワークシャツでありながらドレスシャツのような見栄えの美しい縫製』
縫製糸は、生地感に合わせて80番糸を使い運針を細かく巻き縫い巾を狭く、運針も細かく縫製され前立てと脇は全てチェーンステッチで丁寧に仕上げています。
トリプルステッチでは無く、ダブルステッチにすることでカジュアル感は軽減され、ワークの雰囲気を活かしつつのステッチワークとなっており優美繊細にチューニングされた1着となっています。
ワークとドレス、云わば対極にあるものを構築する、その発想とギャップが堪りません。
前後の裾の長さを変えてヒップが隠れるぐらいの着丈は、イン・アウトした際にどちらでも綺麗に見える絶妙な着丈。
シルエットに関しましては全体的にゆとりのあるサイズ感で、ウエストシェイプの無いリラックスフィットになっています。
ボディカラーによって色目を変えた猫目ボタンやマチや空環など、基本ディティールを踏襲していますが、『らしさ』を感じないのは素材や縫製あっての事。
ワークやミリタリー、どちらにも共通するのはユニフォーム的な面構えですがそれを上品にアレンジされたワークシャツ。
生地や縫製と云ったフレーバーを注入することでアーバンな大人ワークシャツへと昇華しています。
無造作に袖を捲り上げて、擦り切れるまで着るアメリカ人のような”着飾らないほうがかっこいい”という感覚・感性がこのワークシャツにはやはりお似合いでしょうか。
ワークシャツが好きな方は勿論のこと、あまり試したことの無い方にも試して頂きたい1枚です。
■ Lax Work Shirts ■
material/100% Cotton
color/LT.BLUE,KHAKI,FADE BLACK
size/S.M.L
price/¥21.000+tax
Lax Work Shirts商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=157491039
Bricklayer Horii