2020年12月7日
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M-65 Field Jacket
モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用
1965年の制式採用から2008年まで、およそ40年以上という長きにわたり
アメリカ軍の現用戦闘服であった傑作『M-65 フィールドジャケット』。
誕生以降、数度のマイナーチェンジを繰り返し、M-65ジャケットは成熟していき、
フィールドジャケットの中でも恐らく耳慣れた名称としてご存知の方も多いと思います。
もはや説明不能なミリタリージャケットの大定番『M-65 Field Jacket』のご紹介です。
素材には高密度コットンナイロングログラン。
グログランとは固く密に織られた横方向に『うねり』のある平織りの織物の事を云います。
フランス語でgros(粗大な)、grain(木目)からその名が付きました。
その生地に塩縮加工を施す事で油分の抜けたドライタッチな風合いになり、10%程度の縮みが加わる事で、
限界まで目詰まりさせたバルキーな素材に仕上げています。
端的にお伝えすると60/40クロスに比べ、ハリと硬さの強い迫力のある生地感で、着込む程にエイジングを愉しめる素材です。
60/40クロスを擦るとシャリシャリだとすれば、グログランはガサガサとした強い耐久性を感じる肌触りでしょうか。
M65の一番の魅力はデザインが変わらなかった事でしょうか。
細かな変更点はあるものの、全ては1965年に完成されていたという事。
車や家電のように進化したり時代に合わせて外観を一新させる必要が無かった事など、
多くのブランドにサンプリングされる所以が物語っています。
オリジナルを踏襲しつつポケットの配置などディテールを見直し、WALDES社のZIPや蝋引きのドローコードなど
付属や縫製面など最小限にアップデートに留めています。
写真では隠れていますが手の甲部分には保護用の三角ストラップも付いており、使用しない際は、
内側に折りたためる忠実に再現した仕様となっています。
スタンドカラーに首元のベルクロ留めフラップ、肩のエポレット、アクションプリーツと良い意味でゴチャ感があって
ミリタリージャケットらしくディティール満載のビジュアルとなっています。
アームホール、身巾含めゆったりとしたシルエットは厚手のセーターやジャケットなどにも
十二分に羽織れてしまうので真冬でも活躍しそうです。
襟のジッパーには軽量タフタクロスで作成したフードが収納されており、細かな部分にも抜かりありません。
フロントはスナップボタンのウィンドフラップとジッパーのダブルフロント仕様。
オリジナルのゴールドのブラスジップに比べ、青胴のようなジップはモダンで引き締まった印象です。
モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズS着用
こちらはブラック、薄色のインディゴデニムに合わせオーセンテックなコーディネート。
銀幕で活躍した往年の著名人から影響された方も多いであろうこちらのジャケット、
手放してしまった方や初見の方含め、アップデートされたM-65ジャケットに袖を通していただきたい1着です。
今季のアボンタージの提案する『ヘビーデューティー』を象徴するアイテムの1つではありますが、
もう1つ大御所がいるのでそちらはまた近日に。
本音はアボンタージのM-65をご指名して頂きたいですが、オリジナルのミントコンディションのDEAD STOCK、
ゴールデンサイズでのご用意もありますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。
■ M-65 Field Jacket ■
material/ 65% Cotton,35% Nylon
color/ BROWN,BLACK
size/ S.M.L
price/¥48.000+tax
M-65 Field Jacket商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=154561593
Bricklayer Horii