Sunset Jacket Ⅱ & 1 Tuck Tapered Easy Trousers
真夏にも着れる、セットアップでの組み合わせがお勧めのジャケット&パンツのご紹介です。
素材は2種類。ダークネイビー、ブラックはペルーで栽培される希少価値の高いピマコットンを使用したタイプライター。
真夏にでもシャツ感覚で着れるように70番と細番手の糸で織り上げる事で厚みを抑えています。
また細番手を使うことでピマコットンの持つ、すべすべとした柔らかな質感と光沢感等、素材本来の持ち味を存分に活かせます。
『薄い=やわらかい』といったイメージを持つ方も多いかもしれませんが、そこはご安心を。
高密度に織り上げるタイプライターなので袖を通した際には『パリッ』と気持ちの良いハリ感があります。表面はサラッとしているものの、どこか『紙』に似た独特な手触りがあるので、そこは是非、触って感じて頂きたいところ。
さらにポリウレタンを混ぜたことで適度なストレッチ性を生むので体にかかる負荷も軽減してくれます。
もう1つのチャコールはレーヨンとポリエステルを合わせサマーウールのよう
な、一見『スーツかな?』と思わせるような表情が特徴です。
また上記素材の染濃度の差+光沢感でトップ調にも見える奥行きのある色味になっています
平織りウェザーでハリはありますが、レーヨン特有の『トロッ』とした体のラインに沿う『落ち感』があります。
触り心地もハリの中に『ウェット感?(少し水分を含んだ感じ)』があり、ポリ、レーヨンの特徴からも夏場には嬉しい『ひんやり』した素材です。
こちらはジャケット内側様子。
軽さを追及した結果、芯地は使わずに袖裏、背裏等の裏地を無くした見返しに切りポケットのシンプル仕様に。
袋縫いと折り伏縫いで、縫い代同士の厚みが出ないよう丁寧に縫製されています。
見返しの曲線やポケット布等をみると縫製技術に『ホホーっ』と感心さえしてしまい。シンプルだからこそ手を抜かない(抜けない)職人魂の垣間見えるところです。
モデル身長172㎝、体重56㎏、サイズM着用
シャツとの相性はもちろん◎ですが、インナーにカットソーを合わせることでよりカジュアルなスタイルを楽しめます。今回は春らしくボーダーで『遊び』を出しています。
個人的には夏になれば、ショーツとデッキシューズの組み合わせで『リゾート感』を演出したいです。
袖をラフに2~3に折り捲り『こなれ感』を出しながら、ジャケットの名の通り、夏の夕暮れ時の海岸沿いを歩くイメージです。
むしろ待ちきれずにゴールデンウィークあたりから始めますかね。笑
写真をサラッとスクロールしてしまった方は気が付かなかったと思いますが、1つ前の全体写真にはカーキが追加されていますので、今一度確認してみて下さい。
もともとはセットアップでご用意があったのですが、ジャケットはブログでご紹介前に完売してしまいました。あしからず。
ちなみに素材はダークネイビーとブラックと同じくピマコットンを使用したタイプライターです。
イージーパンツ仕様なのでベルトレスで、フロントのパンツ紐でサイズも調整して頂けます。
ただベルト必須 or シーン的に必須という方にベルトループも設けていますので、上手く使い分けが効きますよ。
袋縫いで縫われたヒップのヨークにより、立体的な自然な丸みを生むので素材の軽さとストレッチ性がプラスされ着用時はストレスフリーに。
シルエットもそうですがパターンメイクや仕様も穿き心地にダイレクトに繋がる部分でもありますからね。『うん。コレ穿きやすいな』と感じて頂きたいです。
モデル身長172㎝、体重56㎏、サイズM着用
ヒップ~ワタリにかけて程良くゆとりを持たせ、革靴だけでは無くスニーカーのと相性も考えレングスはやや短めに設定。裾にかけて緩やかにテーパードを効かせています。
真夏はロールアップしてサンダルの組み合わせも◎だと思います。
癖の無いシルエットなのでスタイリングの幅も広く、パンツ単体で考えても十分に活躍してくれます。
モデル身長183㎝、体重65㎏、サイズ共にL着用
チャコールのセットアップにブラックのシャツで男らしさを出した『重厚感』あるスタイリング。
見方によっては『夜』の感じが出てるかもしれませんが…。(そこは内緒にしておいて下さい。笑)
特にチャコールは素材の軽さとは反した見た目なので、比較的フォーマルな場面でも使い勝手が良く、活躍の場が広いと思います。
シャツを白やストライプに変えるだけで印象もガラッと変わるので、『攻め路線』、はたまた『爽やか路線』等、気分で組み合わせを変えるのも楽しいと思います。
Bricklayer コースケ