Wind Shield Cargo Trousers
ミリタリーパンツのバリエーションは数え切れず、国や用途で異なるディテールを持ちます。
本日は*A VONTADEの新作パンツから、異なるディテールを合わせたハイブリッドなミリタリーパンツのご紹介。
暑くなるこれからの季節に、最適な素材とシルエットの一本です。
『 Wind Shield Cargo Trousers 』
デザインソースとなっているのは、40年代のU.S.Nのパンツ”M-43″
オリジナルのM-43や、同じく人気のあるモンキーパンツと呼ばれるM-44はヘリンボーン生地を使用していますが、
こちらは経糸にコンパクトコットン、緯糸に光沢のあるコットンナイロンを使用したウェザークロスを使用。
“M-51 ARCTIC OVER PANTS”を目指して作られたこの生地は、非常に軽量でさらりとしたドライタッチと、ナイロン混特有の速乾性が特徴です。
また元々寒冷地用のオーバーパンツの為に作られた生地の為、薄手でもハリがあり防風性にも優れています。
ナイロン混ではありますが着用の際にシャカシャカした感じも全くなく、ヴィンテージらしい表情を出すため毛焼きなどの加工は施していません。
やはり特徴は、デザインソースでもある”M-43″から取られた大型のフロントポケット。
マチ付き+フラップの大容量ポケットですので、デザインと実用性を兼ね備えています。
生地の元ネタであるオーバーパンツから組み合わされたウエスト部分は、ベルトループとドローコードの2way仕様になっており、オリジナル同様ぐるりとゴムが入るためストレスのないウエスト周りになっています。
オリジナルの13スターボタンも非常にカッコ良いのですが、オーバーパンツ仕様になったジップフロントに使い勝手の軍配は上がりそうです。
シルエットはヒップからワタリにかけてゆとりがあり、膝回りに配したタックで膨らみのある立体的なシルエットに。
さらに裾にはドローコードが入るため、合わせるもの次第でシルエットの調整が可能です。
オリジナルはフロントポケットが2つだけですが、使い勝手を考慮してヒップポケットを片側に1つ追加しています。
カバンを持ち歩きたくないメンズには嬉しいディテールですね。
ソリッドなブラックもナイロン混の生地のためベタっとした印象にならず、いつものアメカジスタイルも都会的なビジュアルに映ります。
個人的にOLIVEを購入しましたが、まず何よりも履き心地が良く、薄手ながら非常にタフな生地ですのでつい手が伸びてしまう一本です。
経年変化も愉しみで、どんな表情を見せてくれるのか。
夏にショーツNGの方にもオススメの一本、ご来店お待ちしております。
■ Wind Shield Cargo Trousers ■
Material/ 75% Cotton, 25% Nylon
Color/ OLIVE, BLACK
Price/¥30,800(Inc Tax)
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Bricklayer Honma