H.B.T. Utility Jacket
*A VONTADE春夏の定番といえば「Utility Shirt Jacket Ⅱ」ですが、秋冬仕様にヘリンボーン生地で仕立てられた「H.B.T. Utility Jacket」も初リリースから3年目になり、買い足しのお客様もいらっしゃるほど定番になりました。
本日はそんなジャケットのご紹介ですが、私自身2年ほど着たものと一緒に経年変化もご紹介させていただければと思います。
『 H.B.T. Utility Jacket 』
Utility Shirt Jacketをお持ちの方には、馴染みのあるシルエットかと思います。
身巾にゆとりを持たせながら、着丈は比較的スッキリとさせたボックスシルエットが特徴のジャケット。
生地がヘリンボーンになることでハリが生まれ、身体のラインをより拾いづらくなっています。
176cm、70kgでMサイズを着用していますが、中にスウェットを着てジャストサイズといったところ。
秋冬のリリースですが、裏地無しの厚めのシャツジャケットといった所ですので、真夏以外はインナー使い含め活躍してくれる一枚です。
デザインソースとなったU.S.ミリタリーシャツは筒袖仕様の簡素なものですが、カフス付きにアレンジしておりますので、春秋は袖まくりで使い易くなっています。
また後ろ身の裾脇にタブがついているので、留めていただくことでブルゾンのような丸みのあるシルエットもお楽しみいただけます。
さて、このジャケットもまた経年変化が非常に魅力的なアイテムとなっており、右下が私物で2年ほど着たものとの比較になります。
着用を繰り返し随所に白くパッカリングやアタリが生まれ、日光による日焼けもあってか全体的に黄みがかったように退色が見られます。
比較的洗濯回数が多く、着用もかなりのペースでしたので生地は柔らかくなりましたが、ヘリンボーン特有のコシは健在でまだまだ現役選手です。
奥から浮き出るように、新品時よりもヘリンボーン柄が分かりやすくなりました。
白く掠れるような端々のパッカリングが生地へのコントラストを強め、ボタンの色味も映えます。
愛着が沸いて、手放せない一枚になりました。
春夏のUtility Shirt Jacketとの違いの一つで右側に内ポケットが付くのですが、ここも陰影がはっきり生まれています。
ライターなど入れられる方は、デニムのように形が出てきそうですね。
それぞれのライフスタイルが出てくるのも、タフな生地を育てる醍醐味かと思います。
こちらもUtility Shirt Jacketと異なったディテールで、脇下に菊穴付きの三角マチがつきます。
コシのあるヘリンボーン生地の運動量確保とともに、より厚手のインナーを着易くなっておりジャケットとしての使い勝手が向上しています。
あと単純に男として、こういった細かいディテールは大好物ですよね。
個人的にも買い足そうか迷っている、べたっとしないINK BLACKのカラーはお気に入りのバンTと共に。
こちらのカラーもどんな表情になるのか、非常に楽しみな一枚です。
生地、デザイン共に末永く付き合えるジャケット、是非ご検討ください。
皆さまのご来店、お待ちしております。
■ H.B.T. Utility Jacket ■
Material/ 100% Cotton
Color/ OLIVE, INK BLACK
Size/ S, M, L
Price/¥26,400(Inc Tax)
Bricklayer Honma