Coal Mine Blouse -13.5oz Brown Cotton Selvdge Denim-
先日から24AWが本格的にスタートし、早速週末に足を運んでいただいたお客様、誠にありがとうございました。
24AW第一弾は、毎シーズンご好評いただいておりますデニムジャケットをご紹介させていただきます。
既にデニムジャケットをお持ちの方にもオススメしたい、ヴィンテージをルーツに持ちながら洗練された雰囲気を放つ、こちらの一枚です。
『 Coal Mine Blouse -13.5oz Brown Cotton Selvdge Denim- 』
こちらのデニムジャケット、1stや3rdといった代表的なジャケットとはディテールが大きく異なるのがお分かりいただけますでしょうか。
フロントのプリーツを無くすことで、ゆとりのあるサイズ感ながらミニマルで洗練された雰囲気で、全く違った表情のデニムジャケットに仕上がっています。
1900年代初頭の炭鉱夫が着ていたであろう、まだジャケットがブラウスと呼ばれていたころの一着がデザインソースとなっており、所謂デニムジャケットの始祖的なモデルがベース。
タックも後ろだけでなく前側にも入れることで、より丸みのあるブルゾンライクなシルエットになっています。
カジュアル感が減りスッキリとしたビジュアルに加え、ボタンも通常の物より小さめのタックボタン、衿型も当時のディテールに近づけ小さめにしています。
コートなどのインナーに入れた際も良い意味で控え目に、しっくりと収まってくれます。
通常はシンチバックやサイドアジャスターが付きますが、このジャケットの雰囲気に合わせてユーロワークジャケットなどに見られる、スライドバックルを両サイドに付けています。
ただバックルが付くのでは無く、スリットが入った上からベルトが付くため絞った際も収まりが良く、非常に手の込んだ作りに。
バックル部分は洗濯の際などに取り外せるようボタン式になっており、実際に”使う”ことを考えられた丁寧な物作りです。
生地は、前回ご紹介させた頂いた”Coal Mine Jeans”と同生地を使用した、13.5ozのセルビッチデニム。
詳しい生地紹介は前回のBLOGをご参照いただければと思いますが、既にジーンズをお持ちのお客様はセットアップで着用頂くのも宜しいかと思います。
ブラウンがかった深みのある生地にはジンバブエコットンを使用しているため、着込んでいくと非常に柔らかくしっとりとした着心地に変わります。
前立ての裏部分にはセルビッチを使用し、チラリと除く赤耳は所有欲も満たされますね。
さらに縫製は全て綿糸を使用し、色も真っ白では無く経年変化で得られるようなクリーム色に、パッカリングも存分に愉しんでいただけます。
太目のType 45 ChinoでAラインを意識しましたが、ミニマルなディテールにはClassic Chinoやウールのトラウザースで、大人カジュアルにまとめても良さそうです。
気温が下がればコートのインナーと、年中使い勝手の良いアイテム。
特に普段デニムジャケットを着ない方や、土臭さを出したくない方にはぴったりの一枚です。
それでは、皆様のご来店お待ちしております。
■ Coal Mine Denim Blouse -13.5oz Brown Cotton Selvdge Denim- ■
Material/ 100% Cotton
Color/ INDIGO
Size/ S, M, L, XL
Price/¥33,000(Inc Tax)
Bricklayer Honma