80’s Gurkha Shorts
*A VONTADE夏の定番、グルカショーツ。
ミリタリー由来でありながら佇まいはドレスに近く、幼く見えないショーツとして大人の救世主的一本です。
今期は生地をガラッと変えてアップデート。
湿度の高い夏に欠かせないファブリックになった、大人の品を持ったショーツのご紹介です。
『 80’s Gurkha Shorts 』
まずはアップデートされた生地からご紹介いたします。
わずかな艶感を含みながら、触れた瞬間に強いドライ感を感じるこの生地は、毛羽の少なく滑らかなコンパクト糸に、遠くフランスはノルマンディー地方で取れた”フレンチリネン”を打ち込んだ、カルゼ地を使用しています。
ボコボコとした畝が特徴の厚手のカルゼでは無く、春夏用にライトウェイトで仕立てることで、べたつきを感じない非常にサラリとした生地感になっています。
使われているフレンチリネンは、他のリネンに比べて上品な光沢感と柔らかさが特徴で、同じく艶感と滑らかさを持つコンパクトコットンとは相性抜群なファブリック。
仕上げにバイオ加工を施すことで柔らかさとヴィンテージ感が加わり、所々感じるリネンの節と相まって、始めからこなれた表情で着用いただけます。
ここ数年使用していたバーバリーツイルは、玉虫のような強い光沢とハリ感が特徴的でしたが、
今期の生地はオリジナルの表情に近づきつつも、柔らかさとドライ感、速乾性が特徴の一本になっています。
長めの股下に、わずかに広がったキュロットライクなシルエット。
スケーターのチノショーツやアウトドアメーカーのそれとも違う、グルカショーツにしかないシルエットです。
オリジナルは膝に掛かりそうな長めのものが多いですが、そこまでの長さにはしていないので、ロールアップせずに丁度良く穿くことができます。
ニットTeeやバンドカラーシャツなど小綺麗なアイテムと相性が良く、足元はビルケンなどレザーサンダルで締めるのが定石でしょうか。
気になるウエスト周りのディテールですが、
ボタン留めのベルトループに両サイドのアジャスターバックル、ブリティッシュなインタックなど腰回りに情報量が多いこちらのパンツ。
バックポケットもフラップが付く為、ここまでデザインが効いていたらタックインして見せたくなりますよね。
小物を足さないとどうしても夏はシンプルになりがちですが、十分デザインになってくれます。
アジャスターバックルは6cmほど調節できるので、タックイン用にやや大き目のサイズを選びたい方にも実用的。
お洗濯の際はアルミバックルを着脱できる仕様になっているので、この辺りもご活用いただければと思います。
もちろんインせずとも、綺麗なシルエットは健在です。
チノライクに穿けますが、ストリートっぽく穿くのはオススメしないですね。
カジュアルでしたらスタイリングのように、同系色のミリタリーシャツくらいが良いかと思います。
バイオ加工でこなれた表情のグルカショーツは、着込んだポロシャツにも良く合いますよ。
カジュアル過ぎない大人顔ショーツ、ぜひお試しにいらしてください。
■ 80’s Gurkha Shorts ■
Composition : 75% Cotton, 25% Linen
Size/ XS, S, M, L
Color/ KHAKI, DK.NAVY
Price/¥22,000(Inc Tax)
Bricklayer Honma