British Field Half Coat

今年も大人気ですね、オイルドジャケット。
特有の経年変化が味わえるほか、男心くすぐる称号や背景があって憧れの一着だったりもします。
しかし残念なことに満員電車内でそのまま着用していたり、公共のシートで脱がずに座っていたりと、マナーができていない方も散見されます。
いくらベタつきが少なくなったからといえ、オイルはオイルですからね。扱いが難しいものです。

本日は雰囲気はそのままに、より扱い易い生地で仕立てられたハーフコートのご紹介です。

 

 

『 British Field Half Coat 』

 

コーマ糸をシャットル機で高密度に打ち込み、パラフィン加工を施したコットンウェザー地のフィールドコートです。

パラフィンはオイルド加工よりも古くから使われており、蝋引きの名称でも知られています。
オイルドコットンに比べてベタつくことが無く、臭いもほとんど感じないので、着用シーンや管理などデリケートにならずに済むのが嬉しいポイントです。

そんなパラフィン加工を高級糸で知られるコーマ糸に施すことにより、微撥水と防風性が上がり冬のアウターに相応しい生地になっています。
もともと滑らかで光沢のあるコーマ糸ですが、光沢を抑えたマットで落ち着いた表情に仕上げています。

ややハリの生まれた生地には、着用を重ねることでパラフィン特有の薄っすらと白いチョークマークが入り、他の生地には無い特有のエージングをお愉しみいただけます。

 

シルエットは、ジャケットや分厚いセーターの上からでも着用できる程度のゆとりがあり、着丈は腿くらいまでのハーフコートですので足さばき良く着用いただけます。
やや大き目のコーデュロイの衿がハンティングコートのデザインを彷彿とさせ、チンストラップが付くので上まで留めていただければ、冬の木枯らしも防いでくれます。
因みに首周りは、ストラップを留めても窮屈にならずに着用いただける程のゆとりがあります。

 

そして目を惹くメインポケットとハンドウォーマーポケット。
メインのポケットは跳ね上げ式で、埃や雨などから守るフラップを上のボタンで留め、すぐに中の物が取り出せるようにする、ヴィンテージで稀に見るディテールを採用しています。
ハンドウォーマーの袋には起毛素材を使用するなど、冬場の実用性を考えられたコートです。

 

引き手3cmという大きさの、WALDES社の8号ジッパー。
もうほんとにカッコイイんですこのジッパー… 新品のまっさらな状態でも、このジッパーが覗くだけでヴィンテージ感が一気に加速します。
本水牛のボタンと二重使いなので、Aラインを作ったりなどお好きなように留めていただけます。

 

ウエストはドローコートで簡単に調整できるため、インナーが薄手の際もサッとシルエットが変更可能。
さらに身頃裏は切り替えて左裾には大き目のフラップポケットが付く為、貴重品なども安心して入れられるカバン要らずのコートです。
この間お客様ともお話ししましたが、やっぱりポケットが多いっていいですよね。
機能美がしっかり感じられ、見た目も抜群です。

 

カジュアルなイメージのコートですが、生地、カラー共にシックで落ち着いているため、ジャケパンやスーツスタイルにも是非合わせていただきたいです。

ポケット、ジッパーなど男心くすぐるディテール詰め合わせのコートですが、コーマ糸の生地が非常にしなやかな為、重厚感ある見た目以上に柔らかく着心地の良いコートです。
襟を立てても嫌味なく着れるので、ぜひスタンドで着こなしてください。

ご来店お待ちしております。

■ British Field Half Coat ■
Material/ 100% Cotton
Color/ MOCA, DEEP NAVY
Size/ S, M, L
Price/¥63,800(Inc Tax)

British Field Half Coat 商品ページ→ ONLINE STORE

 

Bricklayer Honma