Lax Western Shirts
昨今の洋服に欠かせないMIXスタイル。
若い方はカラーやサイズ感、フィーリングで選ぶ方も多いようですが、ある程度服好きの経験値を貯めたならばバックグラウンドや時代背景も投影したいもの。
本日は様々なスタイリングに合わせられることも多くなった、ウエスタンシャツのご紹介です。
『 Lax Western Shirts 』
美しいブルーが目を惹くデニム地が特徴のFADE BLUEと、約10年ほど前のデッドストックの生地を使用したBLACKの2色展開となります。
デニムは以前ご紹介した”Weekend BD Shirts”と同じく、柔らかく優しい袖通りのジンバブエコットンを使用した6.5ozのデニムを使用。
さらにシャツの雰囲気に合わせてフェード加工を入れ、半年ほど着込んだイメージの風合いに仕上げています。
Weekend BD Shirtsをご試着頂いたお客様からは、そのしなやかな生地感から「デニムじゃないかと思った」とのお声を頂戴することも多いですが、加工を入れたことで着初めからより馴染みの良い生地になっています。
もう一色のBLACKには、細い畝が特徴のコードレーンを使用しています。
強撚糸を使用した起毛感の無いソリッドな肌触りは、通常のコードレーンよりドライタッチな仕上がり。
こちらの生地は現在生産されていないデッドストック地の為、作られた数も極少量で希少性の高いシャツになっています。
ステッチもブラックで統一感を持たせた切れ味あるビジュアルは、ウエスタンシャツの持つカジュアル感を良い塩梅に中和し、ジャケットやカーディガンのインナー使いにも◎
縫製はチェーンステッチをメインに使用している為、着用を重ねるごとにパッカリングが生まれ、他の部分も運針細かく縫っており、非常に美しく立体感ある仕上がりです。
ヴィンテージを探すとタックイン想定の長い着丈や、体にフィットする細身のものが多く、作られた年代で襟がロングポイントだったりカラーステイが入ったりと、一歩間違えるとコスプレ感が出てしまうウエスタンシャツ。
今回のシャツは、パールドットボタンに2つ山のギザポケット、背中周りを美しく際立たせる背ヨークなど、50年代のウエスタンシャツのイメージは崩さず、
オーソドックスなレギュラーカラーに余裕のある肩回り、身巾にゆとりを持たせて着丈を調整し、現代的でワードローブに馴染みやすいウエスタンシャツに再構築されています。
昨今、特にドレススタイルにミックスされる着こなしが増えたウエスタンシャツ。
カウボーイが正装時にも着用していたことから、ルーツ的には納得のいく(?)MIXスタイル。
美しくフェードしたデニムのブルーは、ガンクラブやへリンボンなど、身体に馴染んだクラシックなジャケットのインナーに相性抜群です。
写真ではジャケパンですが、フランネルのスーツのインナーに入れても面白いと思いますね。
ネック周りもややゆとりがあり、タイドアップもお好みで宜しいかと。
定番ながら一枚で着ても様々なディテールが活きるウエスタンシャツ。
オーソドックスでシンプルなルックが持て囃される今、程よくデコラティブされたこのシャツはワードローブの中で絶対に活躍すると思います。
定番として残りつづけるであろう名作ウエスタンシャツ、ぜひお試しください。
ご来店お待ちしております。
■ Lax Western Shirts ■
Material/ 100% Cotton
Color/ FADE BLUE, BLACK
Size/ S, M, L
Price/¥25,300(Inc Tax)
Lax Western Shirts 商品ページ→ ONLINE STORE
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