Utility Shirt Jacket Ⅱ
時代はどんどん便利になり、音楽ストリーミングではレンタルしなくてもすぐ聴くことができ、通販サイトでは当たり前のように買ったものが次の日には届きます。
SNSは自分が好きなものを上手にピックして勧めてくるし、自分で考えることが少なくなってきた昨今。
洋服も例外では無く、インフルエンサーや芸能人がオススメしているものを選べば”間違いはない”時代です。
それが正解かは分かりませんが。
選んだつもりが選ばされているようなそんな時代に、せめて本当に好きなものだけは周りに流されず自分で選択していきたいものです。
前置きが長くなりました、商品のご紹介に移ります。
『Utility Shirt Jacket Ⅱ』
ブランド定番のシャツジャケットなので、既にお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
高密度に織り上げたポプリン生地は定番のOLIVEに加え、新色のDK.NAVYをご用意。
更にシーズンファブリックの9ozデニムを使用したDK.INDIGOを加え、3カラーでのリリースとなります。
高密度ポプリンは緯糸にムラ糸のラフィーを使うことで、ヴィンテージ感あふれるビジュアルに。
更に表面にシルケット加工を施し、毛羽のないソリッドで艶を感じる表情に仕上げています。
ハリはありながら肌触りは優しく、サラッとした生地感です。
シーズンファブリックの9ozデニムは薄い生地感ながら高密度で、初めはバリっと、水を通すとしなやかになるツンデレ具合には驚かされるところ。
通常のデニムと違い経緯ともにインディゴ染めの糸を使い、更に水通しのみで仕上げることでベタっとした濃紺となり、ここから徐々にフェードし美しい縦落ちが生まれます。
ポプリンはアタリとうねりが生まれ表情にメリハリがつきヴィンテージと見分けが難しいほどになり、生地によって違った経年変化を愉しむことができます。
シルエットは身巾が広く、丈はやや短めの取り回しのしやすいボックスシルエット。
生地感と相まってかさばることが無いので、シャツ感覚でカーディガンなどともレイヤードができミドルレイヤーとしても活躍します。
アームホールもゆとりがある為、逆に中に薄手のスウェットシャツ等を忍ばせても◎
シーズン通して使い勝手の良い、頼れる4番打者です。
60’s~70’sのUS Armyのシャツジャケットがデザインソース。
オリジナルには無いカフス仕様は痒いところに手が届いた部分であり、ビジュアル的に”ジャケット”の顔をより濃く映し出します。
裾脇にはアジャストタブがつき、羽織った際の身幅の広がりを抑えられるほか、パンツに合わせたシルエットの調整が可能に。
個人的には絞ったシルエットが好きで、ボックスシルエットの良さは抑えながら、広がり過ぎない良い塩梅を作ることができるかと。
冒頭一枚目はポプリンのDK.NAVY、こちらはマリンルックでまとめたデニムのDK.INDIGOです。
写真では伝わりづらいのですが、ポプリンはネイビーを残しながらやや白っぽくフェードしていき、デニムは綺麗なブルーへと変わっていきます。
デニムを買い足そうか…悩ましいところです。
ワードローブに合うのはどのカラーか、どんな経年変化を愉しみたいか、ジャストかオーバーか、カラーだけでなく素材も増えた今期のUtility Shirt Jacketを存分に迷って選んで頂ければと思います。
桜の見ごろももう僅かと云ったところでしょうか。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
■ Utility Shirt Jacket Ⅱ ■
material/ 100% Cotton
color/ OLIVE, DK.NAVY, DK.INDIGO
size/ S, M, L, XL
price/ ¥25,300(Inc Tax)
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