Harrington Jacket
有名なアイテムには誰それが着用して、どんな映画で使われ、バックボーンが~
様々な逸話付きで紹介されるものが殆どで、憧れで手にすることも多いと思います。
自分も学生時代はカートコバーンに憧れ、モヘアカーディガン(実際はアクリル)やボロボロのジーンズを穿いたものです。
とは言え、なんだかんだ云っても物自体に魅力があればこそ、これに尽きると思います。
本日は調べれば調べる程様々な逸話がついて回る、あのブルゾンをベースにしたアイテムのご紹介です。
『Harrington Jacket』
オリジナルはドリズラーやスウィングトップなど、様々な名称で親しまれるブルゾンをモディファイした一着になります。
生地には光の当たり方で表情を変える、コットン100%のバーバリーツイルを使用。
色目はブラックに見間違えるほどのDK.NAVYと鈍色に光るソラーロのKHAKIで、特にKHAKIは春先に重宝しそうな定番カラーです。
3本取りで織り目が見えないほど高密度に織られた生地は程良い光沢を持ち、さらに撥水加工を施している為、デリケートにならずに着用可能。
化繊が入らないコットン100%の生地はヴィンテージのオリジナル同様に経年変化を愉しめ、シャツジャケット程の肉感はシーズン通して活躍します。
ドッグイヤーからレギュラーカラーになることで面持ちが随分と変わり、ワークブルゾンのような印象でも着用頂けるのではないでしょうか。
お好みが分かれるところではありますが、やはりあると雰囲気が増す裾のシャーリングは絞り過ぎず、シルエットに丸みを持たせ羽織った際も収まりよく着用できます。
袖口はカフス仕様で調整が可能に、襟はチンストラップ付でジッパーと干渉しない高さにつく為、襟元にニュアンスが生まれます。
その襟裏には対のカラーを配色にし、チラリと覗いた際に良いアクセントに。
背中はアンブレラヨークで蒸れなく快適に着用できるだけでなく、クラシックな雰囲気を持たせています。
70年代の物をベースに作成している為、程良い身巾とアームホールも魅力ですね。
*A VONTADEオリジナルのタータンチェックはボディに馴染むような配色にし、滑りの良い生地を採用。
袖裏にもキュプラを使用しており、スウェット、セーターの上からでもスムーズに着用できます。
最後は細身のパンツにハンチングで、スキンズをイメージしたコーディネートにしてみました。
各国の著名人だけでなく、モッズやスキンズなどのカウンターカルチャーにも愛されたブルゾン。
仕事帰りにスーツの上着だけをハリントンに着替えて夜の街に繰り出す人もいたようで、タイドアップスタイルもハマります。
誰が愛用していたか、どんなバックボーンを持つか、敢えて紹介せずアイテムだけにフォーカスしてご紹介させて頂きました。
トレンドに流されない永久定番を是非。
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げます。
■ Harrington Jacket ■
material/ 100% Cotton
color/ KHAKI, DK.NAVY
size/ S, M, L
price/¥41,800(Inc Tax)
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Bricklayer Honma