All Leather Award Jacket

 

FIFAワールドカップ・カタール大会の灼熱の火蓋が切って落とされました。

今大会は、1998年から続いていた32か国制で行われる最後の大会で、最多優勝回数のブラジル、前回大会王者のフランス、56年振りの優勝を狙うイングランドなど歴戦の”猛国”たちも名を連れます。

今回で7回目の出場となる日本の代表メンバーも海外組20名と早々たるメンバーで臨む今大会、何とかベスト8は狙っていきたいところ。

昨日のアルゼンチンとサウジアラビア戦は大波乱の結果となりましたが、MessiやCristiano Ronaldoも恐らく最後の大会になるであろう本大会は、なるべく多くの試合を観戦しようと思います。

 

本日は新型の『All Leather Award Jacket』のご紹介です。

 

 

素材には先日ご紹介した『Classic Award Jacket』と同様のCow Leatherを採用。

 

国内のCowhideを使用(生後2か月以内の雌牛、雄牛に比べて革が柔らかいことが特徴)し、特殊な鞣しにより長年着込んだような柔らかさがあり、初めは多少マットな表情ですが、着込んでいくうちに光沢感のある表情に変化していきます。

定番のRoad Master Jacketよりも3割増しの肉感と云ったところでしょか、オイルウォッシュもしていない為、ビジュアルは異なりラギッドなイメージなRoad Masterに比べ洗練された印象です。

『革』に仕上げる前の『皮(スキン)』の状態に近い風合いで仕上げている為、弾力性があり身体にフィットし、馴染みが早いことも特徴です。

しっとりと吸い付くような革質は経年変化の際に、身体の1部となりうる事が写真でもイメージして頂けるかと。

 

 

アワードジャケットやヴァーシティジャケットといつも間にか、出世魚のようにいつの間にか名称変更されてきましたが、自分達世代は断然『スタジャン』のほうが馴染みやすいでしょうか。

衿や袖、裾にはラインがあしらわれたウール100%のリブが配され良いアクセントになり、スポーティーな印象を受ける反面、オールレザーの”重さ”が軽減されシックな配色が逆に大人っぽい印象です。

フロントはドットボタンでレザーでの縫製が難しいとされる両玉縁のポケットは、恐らく工場との壮絶なバトルが容易に想像できます…

 

 

ウールメルトンの裏地が付き、スリーブにはキュプラが付いている為、保温性に加え着脱しやすい仕様になっているディティールは嬉しいポイント。

肉厚なオールレザーが故に多少の重さはありますが、そこは『防寒性』と捉えレザーの着用時期が短い問題はある程度クリアされていると思います。

身巾もM寸(57cm)とある程度のゆとりがある為、スウェットは勿論ミドルゲージのニットくらいでしたらレイヤリングが可能です。

 

モデル身長172cm、体重57㎏、サイズM着用

 

 

着こなしの難易度の高いライダースに比べ、コーディネートや汎用性といったところはAward Jacketに軍配が上がるでしょうか。

昨今の状況下のなかレザージャケットの存在が距離を置かれる事も事実ではありますが、やはり本革の魅力、本革に勝る素材は無いかと思います。

ユニフォームを着てサッカー観戦も良いですが、スタジアムに応援に行けない分、Award Jacketを着て応援するのも”乙”ではないでしょうか。

 

 

サイズ感のお問合せなど、お気軽にご連絡をお待ちしています。

 

 

■ All Leather Award Jacket ■

material/Cowhide
color/BLACK
size/S.M.L
price/¥105.600(Inc Tax)

All Leather Award Jacket商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=171281157

 

 

Bricklayer Horii