Jungle Fatigue Trousers -Army Ripstop-


今昔にわたり愛されるミリタリーの定番、ファティーグトラウザーズ。

機能性とデザイン性を兼ねる6ポケットを備えたルックスや安定感が、世代を超えて不動のポジションを確立しています。

ファッション的な意味ではありますが、米軍のウェア類に於ける最高傑作と呼び名の高いのが、所謂『ジャングル・ファティーグ』と呼ばれる、薄手のリップストップを用いた亜熱帯地域用のミリタリーパンツ。

本日は*A VONTADEが得意とするMilitary Pantsの中でも『Jungle Fatigue Trousers』のご紹介です。


素材はオリジナルのジャングルファティーグと同規格で再現されたArmy Ripstop。

ミリタリーやアウトドアプロダクトなどで主に使用される事が多い、格子模様が特徴的なリップストップ。

本来はナイロンを打ち込む事で強度は格段に上がりますが、使用しているリップストップは強度の高い太番手の綿糸を打ち込み、綿100%にする事で天然素材の風合いを活かしたこれからの時期には嬉しい軽い生地感に仕上げています。

薄手ながらもコシがあり、軽量で耐久性に優れ、機能性の高さゆえに様々なプロダクトに使用されているのは周知の事実。

 

定番のOLIVEに加え、綿カスの混じった生成りに近い色味のNATURALの2色でのご用意です。


70年代の米軍のミリタリーパンツをソースに作成した6ポケットパンツ、”4thタイプ”にあたる最終型と云われるモデルをソースにデザインされたトラウザー。

シルエットやポケットの仕様など、オリジナルのディティールを活かしながらも不要なモノは一切付かない『必要最低限の機能美』が魅力です。

装飾性を控えたシンプルなデザインは、幅広いテイストのアイテムとの相性が良く、『軍パン』と云うとこのジャングル・ファティーグのデザインを連想する方も多いはず。

セットアップとなるJungle Fatigue Jacketと比べても球数が少なく、年々枯渇状態となっているこちらのトラウザー。

WALDES社のアルミジップを使用し、サイドアジャスターはベルトレスでも穿ける仕様となっています。


6ポケットの代表格でもあるM-51やM-65に比べて幾分細身で、軍パンの中でも何かとクセの少ないタイプ。

程良い太さで通気性も良く緩やかにテーパードの効いたシルエットは、軍パンビギナーな方には受け入れ易い1本ではないでしょうか。

やや太目のワタリにダーツの入った立体的な膝回り、裾のドローコードを絞る事でシルエットに変化を持たせることが出来るので、シューズによってアレンジするのも良いかと思います。

軍パンは横からのシルエットやビジュアルの見え方が特に好物です。

定番のOLIVEも捨てがたいですが、ビジュアルルックにも採用されたこちらの『NATURAL』が個人的に好みです。

軍パンらしからぬ風貌はミリタリーの無骨さやワイルドさを緩和させ、マイルドなビジュアルはホワイトデニムやチノと云ったアイテムに比べてハードルは低く感じます。

カーゴパンツ、チノ、ベイカーと云うミリタリー界の3大パンツは色味・シルエット・縫製などこれらの微差を愉しむのが醍醐味。

深く、そして永く付き合える1本かと思います。

 

■ Jungle Fatigue Trousers -Army Ripstop- ■

material/100% Cotton
color/OLIVE、NATURAL
size/XS.S.M.L.XL
price/¥23.100(Inc Tax)

 

Jungle Fatigue Trousers -Army Ripstop商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=157277699

 

Bricklayer Horii