M-51 Shorts


モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用

定番のFatigue Shortsの対抗馬として今季ラインナップに加わった新型の『M-51 Shorts』。

今季は古今東西の軍パンが豊作です。

梅雨時期のジメジメした気候で蒸し暑く、夏日も増えてきたのでショーツを穿かれる方も多いのではないでしょうか。

今季も残り僅かとなりましたブログでのご紹介となりますが、もう少しお付き合いください。

素材にはお馴染みArmy Ripstop、Jungle Fatigue Trousers,Fatigue Shortsと同素材です。

もはやこの素材に至っては説明不要かもしれませんが、軽量且つ耐久性に優れ、機能性の高さ故にミリタリープロダクトには欠かすことの出来ないマテリアルです。

生地感も丁度良く、お持ちの方はご存じ方と思いますが、速乾性もありドライな状態を保ってくれるこの時期に適した素材です。

太番手の綿糸を打ち込み、綿100%にすることで、ナイロン混には表現出来ない天然素材の風合いを活かしたフェード感も愉しめる素材です。

快適性だけで云うならば夏場のリネンとリップストップはショーツの部類では最高な2トップではないでしょうか。

1951年に登場した、通称『M-51』と呼ばれるUS.ARMYフィールドトラウザーをデザインソースに原型に作成した6ポケットショーツ。

シルエットやポケットの仕様など、オリジナルのディティールを活かしながらも不要なモノを省いた”必要最低限の機能美が魅力”です。

ワタリから裾巾まで全体的に太さを残したワイドなシルエット。

ファティーグショーツに比べ裾巾も3センチ弱、丈は1センチ弱大き目となっており、昨今のリラックスシルエットがメインストリームの中、より”軍パン”らしさを好む方には持って来いではないでしょうか。

ポケットは全てフラップ付きのスナップボタンでサイドポケットのフラップは片側だけ縫い付けてあり、後方のみマチが入る仕様となっている為、正面から見た際のビジュアルはすっきりとした印象です。

ウエストのアジャスターのディテールは活かしつつ、サスペンダーボタンなどの無駄?な機能は省き、このショーツの顔とも云える6ポケットの横顔(ルックス)が実に◎

WALDES社のアルミジップを使用しベルトレスでも着用可能です。

個人的には上記写真の『NATURAL』がおススメです、真っ白では無く生成りに近い色味は今年のトレンドカラーでもあり、軍パンらしからぬ風貌はミリタリーの無骨さやワイルドさを緩和させ、マイルドなビジュアルは『ホワイト』初心者でも多少ハードルは低く感じます。

リップストップでこの色味のカーゴショーツは他ではなかなか目に見る事の出来ない稀なアイテムです。

こちらは『IRON BLUE(アイアンブルー)』.。

紫みの青とでも云いましょうか、ヴィンテージのような風合いで落ち着きのある上品なカラーです。

深めのポケットは実用性も高く、モノを落とす心配もなく必要最低限の荷物も楽々収まります。

トラウザータイプのサイドポケットは飾りになってしまう”あるある”に対して、ショーツですと結構使用頻度が高いから不思議なものです、きっと軽装になるからですかね。。

世の迷彩柄の中でもベールに包まれているのがタイガーストライプ。

ヴィンテージ市場でも人気の高い虎カモ、デザイナー自身も好んで穿いている迷彩柄です。

パンツを主役にし合わせるアイテムやカラーをシンプルに纏めれば見た目に反し、意外と取り入れ易い柄かと思います。

クルーネックのTシャツ合わせも良いですが、Basque Shirtsなどの少し捻りの効いたアイテムとの合わせが個人的には気分です。

カジュアルパンツの王道の1つでありながらも、いつの時代もエースでも4番でもない、不動のポジションに君臨する6ポケットショーツ。

1本はローテーションに組み込みたいミリタリーショーツ、DHのほどお待ちしております。

■ M-51 Shorts ■

material/100% Cotton
color/OLIVE,NATURAL,IRON BLUE,TIGER CAMO
size/S.M.L
price/¥20.900(Inc Tax)

M-51 Shorts商品ページ→https://shop.brick-layer.jp/?pid=160653744

Bricklayer Horii