2021年2月19日
In
Product
Utility Shirts Jacket Ⅱ
モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用
個人的にも年間を通じて一番着用していると云っても過言ではない定番のシャツジャケットがこちらの『Utility Shirts Jacket』。
アメリカ軍のミリタリーアイテムの中でも流通量や価格帯含めても1,2の人気を誇るミリタリーシャツだと思います。
本日はモディファイされて再リリースとなる、”Utility Shirts Jacket Ⅱ”のご紹介です。
素材は高密度に織り上げたオリジナルのポプリン。
元々ポプリン自体にヨコ方向に細い畝が効いているのですが、緯糸にラフィー糸を使用しているので
自然なムラ感が強まり素材からもヴィンテージの雰囲気が漂います。
最後にシルケット加工を施す事で質感に『硬さ』と『光沢感』が生まれます。
初めはゴワっとした感じはありますが、着込む程に変化する質感、雰囲気や表情が楽しめ、
馴染ませていく過程も愉しんで頂きたい素材です。
バックサテンやヘリンボーンに比べて薄手の生地感になるので、つい手が伸びてしまう使い勝手の良いマテリアルです。
デザインソースは”US ARMY UTILITY SHIRTS”。
スッキリと着こなすのではなく『ガバっと羽織る』方がサマになり、この『ラフ感』が魅力です。
よりオリジナルに近い雰囲気を感じて頂けると思います。
写真では分かりませんがフロントの見返しには生地の耳(セルビッチ)を使い当時の作りを踏襲させ、
ヴィンテージに寄せ過ぎないデザインと絶妙なサジ加減は意図するところ。
少し低めに設定されたフロントの2ポケットは生地感と全体のデザインに良く馴染んでいます。
オリジナルは筒袖ですが、2枚剥ぎにしてカフスを設けています。
脇下には菊穴を明けて通気性を確保。
今季より裾脇にはアジャストタブを付けてシルエットに変化を付けれれるディティールをプラスすることで、
よりジャケットを意識したデザインとなっており、それに伴いサイズ感を1㎝弱大き目にしています。
ボックスシルエットでゆとりあるサイズ感は、レイヤリングを考慮されたサイジングとなっており、
見た目はシャツのビジュアルが残っていますが、ジャケット感覚で着て頂ければと思います。
写真は以前のモデルですが生地の経年変化の様子。
脇、肩、袖口は全て巻き縫いでポケット等、各パーツの存在感が増し『力強い』表情に変化しています。
光沢感は落ち着き油分が抜けたドライな質感に変化してきます。
袖もアタリも愛おしいポイント、ここまで変化するには月日が掛かりますが、こうなると着る事への愉しみを実感して頂けると思います。
FADE BLACKは墨黒のような色味でブラックデニムに合わせワントーンコーディネート。
季節の変わり目は何かと難しく、日中は春の到来を、朝夕は冬の名残を肌で感じる為、
コーディネートの軸足をどちらへ置けば良いのか悩んでしまいます。
願わくはシャツのごとく軽やかに羽織れて、ジャケットの如く頼もしい1着がベター。
シャツの延長で着られるライトアウター感覚でレイヤリングも可能なため思いのほか
着用時期が長く、気温が曖昧で定まらい今時期は何かと重宝する存在です。
■ Utility Shirts Jacket Ⅱ■
material/100% Cotton
color/OLIVE,FADE BLACK
size/S.M.L
price/¥21.000+tax
Utility Shirts Jacket商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=157464862
Bricklayer Horii