British Field Hooded Jacket

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モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用




“クラシックスタイル”とカテゴライズされる男の装いは、ほぼ例外なく英国を起源としています。

テーラードスーツやジャケットがその代表格ですが、クラシックにはドレスウェアだけではなくカジュアルウェアも存在します。

昨年ご好評でしたBritish Field Jacketもその内の1つ。
今季はフード付きの新型でのリリースです。

ヨーロッパスタイルの当たり年も云える2020年は軒並みヨーロッパ推しのブランドも多く、英国の狩猟用ジャケット、
所謂ハンティングジャケットにミリタリーエッセンスをブレンドした『British Field Hooded Jacket』のご紹介です。



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素材はオイルドクロスでもベンタイルでも無く、表面にパラフィン加工(蝋引き)を施した高密度のコットンキャンバス。

前者に引きを取らない機能や強度を兼ね備えます。

オイルドに比べてベタ付きや匂いもないので、扱い易さといった点では軍配が上がります。

生地に蝋を染み込ませる事で、撥水性や防寒性にも優れ、天然素材であるキャンバスは着用を繰り返す事で
アタリやヤレなどのエイジングが愉しめる素材です。

初めは若干生地に硬さがありますが、次第に解れアタリが付き易く、良い表情に育っていきます。

素材の特性上、表面にヒビや割れシワ(チョークマーク)が入る場合がございますが、素材の風合い(アジ)としてお付き合いください。



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通勤時に突然の雨に降られ、10分弱の通勤路を歩きそのまま撮った写真です。

天気予報は晴れだったため、折り畳み傘は無くフードを被りアンブレラヨークのディティールもあり、濡れずにすみました。

使い込んでいくうちに撥水効果は徐々に失われていきますが、そのころにはビンテージ感のある風合いへと変化が始まる序章に過ぎません。



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フロントはWALDESのZipperとボタンの比翼仕立て、袖口はスパッツ仕様にして内側に丸編みのリブが付いていいます。

2枚目の写真のよう首元にはチンストラップを装備し、フードパーカーは取り外しタイプでは無く一体型になっているのがグッドポイントです。

特筆すべき点は、フロントのポケットデザイン。

ハンティングなドットボタンと底には菊穴があるフラップポケットだけでなく、ハンドウォーマーポケッも付き、
前述したようにミリタリーエッセンスが加えられています。中には暖かく柔らかいネル素材の袋地が付いています。

ラグランスリーブで落ち着いた印象を与えるAラインシルエットは身巾を緩くしているので、ジャケット等でもレイヤー可能かと。



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フロントを開けて着用すればライニングのブリティッシュなイメージを掻き立てるタータンチェックが華を添え、
何よりもパラフィンワックスの深いツヤが無骨感が増し◎。

英国人気質を気取るなら断然ブラウンと云ったところでしょうか。



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モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズS着用



ブラックはモールスキンのパンツに合わせ小奇麗なレトロシックなコーディネート。

ついつい着たくなる定番とも云えるエターナルな魅力に溢れ、汎用性が高く丁度良い着丈やデザインが◎。

円熟味を増した大人にはこれからの人生を長く付き合うに足る1着が必要になり、オーセンティックなビジュアルや、
ワードローブの1軍として耐えうる耐久性など、様々な要素を一手に引き受けてくれる『British Field Hooded Jacket』こそが
手元に残しておくのに相応しいアウターではないでしょうか。




■ British Field Hooded Jacket ■
material/100% Cotton
color/ BROWN,BLACK
size/ S.M.L
price/¥44.000+tax


British Field Hooded Jacket商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=154267430



Bricklayer Horii