2020年10月9日
In
Product
BD Waffle Mil. Crew
朝晩含め、日中も肌寒い日が増えてきました。
ファッション的には愉しめる季節が到来ですが、寒いのが苦手な自分はやはり春夏が好きです。
気温がまだ安定しない今時期の外出時の装いは人それぞれ。
アウターを着てマフラーを巻いている方、ロンTに短パンの方など様々で怪しまれない程度のウォッチングとインプットが通勤時のルーティーンです。
本日はワッフル地を使用した所謂『サーマル』のご紹介です。
こちらのブログをご覧の方にはお馴染み、サーマル。1枚はお持ちの方も多いかと思います。
過酷な環境下のなか、元々はミリタリーやアウトドアでアンダーウェアとして重宝されてきました。
伸縮性の富み、吸収性と速乾性に優れた機能的な生地は、現代に至るまで引き続かれアメカジ世代の僕達には身近な存在でした。
今みたいに機能素材が無かった昔から愛用され先代の知恵が詰まった、機能性とビジュアルが両立したアイテムですが、
今ではファッションアイテムとしてすっかり定着しているのは周知の事実。
綿の状態から染色された空紡糸を旧い編み立て機を使い編み上げられた、ローゲージワッフル地のサーマル。
26番手の太目の双糸を使用し、度詰めで編みたてる事で、伸び易い・垂れやすいといったサーマルのマイナス面を軽減しています。
着用を重ねる→伸びる→2軍降格の時系列の流れを覆す重要なポイントです。
スウェーデン軍のアンダーウェアをデザインソースに作成したこちらは、稼働負荷が掛かり易く、伸び易い肩~背中~袖先まで1枚のパーツで切り替えた特徴的なデザインです。
セットインとラグランの混合のような変わった作りで、縫い合わせはフラットシーマを用い、着心地も考慮されたパターンとなっています。
デザインはシンプルなクルーネックですが、アンダーウェアとしてのインナー的なフィット感では無く、ゆとりのあるシルエットになっています。
アンダーウェアとしての1パターンの着こなしでは無く、レイヤリングの幅が広く今時期は単体として、
シャツジャケットのインナーとして、またはシャツを挟んだりと好みや気温によって調整出来るポイントも◎
サイズレンジはSからXLまでとなってますので、着こなしによって選べるのも魅力の1つ、女性が着られても良いですね。
ビンテージに習い袖口は編み出しの2段リブでクラシックな雰囲気をプラス。
ビジュアルがシンプルな分、こういったディティールにブランドの特性が出やすいですがデザインにも一役買っています。
美しいリブは袖捲りした際に、十二分にその威力を発揮します(個人談)
『リブを制するモノは洋服を制す』と誰が言った言葉か忘れましたが、若い時の記憶が蘇りました。
ニットやスウェット代わりに着用するような中間着のような立ち位置でしょうか。
ネック回りは絶妙な円周率なのでシャツを挟んだトラッドスタイルが個人的には好みです。
素材感ミックスを愉しめるこれからの時期は季節感も演出出来、1枚は手元に置いておきたいところ。
アンダーウェア=サーマルの方程式がアップデートされたことにより、マイスタンダードとしてワードローブに加える事を強く推奨いたします。
■ BD Waffle Mil. Crew ■
material/100% Cotton
color/AMBER MIX,CHARCOAL,BLACK
size/S.M.L.XL
price/¥16.000+tax
BD Waffle Mil. Crew商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=147626209
Bricklayer Horii