2020年6月7日
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Pique Crew Top & Henly Neck
モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用
昨年ご好評でした鹿の子素材を使った半袖のカットソー、継続のクルーネックと新型のヘンリーネックのご紹介です。
鹿の子=ポロシャツが代表格ですが、Tシャツ感覚で羽織れるライトウェイトに仕上げた1枚です。
素材には50番手を双糸にしたギザコットン(エジプト産の超長綿)を使って作成したオリジナルの鹿の子(ピケ)を使用した半袖のクルーネック。
世界三大綿の1つであるGIZAコットンは繊維の1本1本がとても細く、長い希少な品種で『白いゴールド』とも呼ばれ、価値ある高級品として扱われる『綿の王様』とも言われる素材です。
そんな素材で編み込まれた鹿の子地はキメが細かく滑らかなタッチで、とろみと光沢感のある風合いが特徴です。
生地のウェイトは通常の鹿の子は30~40番手に対して、こちら50番手の糸を使用している為、若干薄手となっています。
薄手に仕上げた分、強度(伸び)が心配になりますが、平織りと比較しても横方向への伸縮が少なく、何度も洗濯して着用していますがダレもなく、
長い繊維で撚ってありしっかりとした丈夫な生地感となっていますのでご安心を。
50年代のビンテージのスウェットなどに多く見られる『針抜きリブ』をオリジナルで作成しネック回り、
裾と袖に配する事でニットライクな品を感じる表情となっています。
針抜きとは読んで字の如く、編み間で針を抜く(針を編めない位置にし、編み進むようにする)ことを言います。
針を抜く事で編み目を大きくする事や、リブを形成する事、糸を渡らせて柄を形成する事が出来ます。針をわざと抜く為、
通常よりも針を2倍使い少し手間のかかる手法となっています。
編地のテンションが緩く、伸縮性の高いリブは動き易くデザインにも一役買っておりTシャツとは一味違うルックスです。
もともと鹿の子はニット生地の一種なので針抜きリブとは相性が良く、上品な仕上がりに纏まっていると思います。
今季は袖と裾にパイピングが施され補強も兼ねた良いアクセントになっています、
写真では分かりずらいですがネック回りはタコバインダー始末で身頃と繋ぎ丁寧に仕上げています。
袖は若干長めにし、ドロップショルダーでゆったりしたシルエットで、ワイドパンツやショーツとの相性の良い1枚です。
今季の新色CHOCOLATE(茶色)も良い色味ですが、アイボリーはやはり抑えておきたいところ。
綿の生成(※染めてない天然の綿色)の場合は、どうしてもナチュラル系感が出てしまいますが、こちらは綿を白に下晒した後に薄くアイボリーに染めています。
淡く落ち着いたトーンで何とも心地良い色目です。
ライトウェイトの着心地で無地のTシャツに変わる少し品を感じるPique Crew Top、普通のTシャツでは物足りない方、Pique好きな方はマストバイです。
■ Pique Crew Top ■
material/100% Cotton
color/CHOCOLATE,IVORY,BLACK
size/S.M.L
price/¥11.000+tax
Pique Crew Top商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=150540446
モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用
こちらは同素材を使用した新作のヘンリーネック。
『ポロシャツの衿を無くしたようなデザイン』、『襟の無いポロシャツ』、どちらの表現も当て嵌まるデザインのヘンリーネックです。
ヘンリーネック自体は毎シーズンリリースしているアイテムでデザインナー自身も思い入れのある形です。
袖は針抜きではないリブ仕様で裾は前後の段差をなくし、サイドにスリットを入れてテープで補強しています。
カラーレスのネック回りは若干緩めに設定し、Crew Neck同様に着丈や身巾にもゆとりを持たせたシルエットです。
単体で着用してもちろんサマになりますが、これからの梅雨時期などおススメしたいのがジャケットやシャツのインナー使い。
ジャケットやシャツのインナーにクルーネックは王道(無難)ですが、生地感のあるヘンリーネックに変える事で抜け感とこなれ感がぐっと増すはず。
衿付きのポロシャツが苦手な方にはこのPique Henly Neck、お値段以上にコーディネートのポテンシャルは高めです。
■ Pique Henly Neck ■
material/100% Cotton
color/BLACK,IVORY
size/S.M.L
price/¥13.000+tax
Pique Henly Neck商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=150541246
Bricklayer Horii