US ARMY M-43 HBT Jacket

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US ARMY  -M-43 HBT Jacket- “Deadstock”
material/ 100% Cotton
size/ 38R, 40R
color/ –
price/ ¥23,000- (+tax)
アメリカ軍の名作ジャケット、M-43 HBT Jacketのデッドストックの紹介です。
特徴的なヘリンボーンツイル生地から、HBT(Herring Bone Twill)Jacketの呼称で呼ばれるこのジャケット。
第二次世界大戦前期に採用され、その後のOG 107等の2つポケットのミリタリーシャツに多大な影響を与えた一着です。
13スターのメタルボタンのM-43はよく見ますが、今回入荷のタイプはかなり珍しい。
後続モデルのM-47ではこの個体と同じように尿素ボタンが使用されていますが、ガスフラップや袖口のデティールは省略されている為、この個体はちょうど移行期のモデルと推察されます。

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なんと言っても生地感が魅力的ですね。
この時点(ワンウォッシュ)でかなりはっきりとした綾立ちですが、
色が抜けてくるとよりくっきりと綾目が浮き出てて、素晴らしい経年変化を見せてくれます。
前身の裏側にボタンで留められるようガスフラップと呼ばれる、防寒用のデティールが採用されています。
現代では不要のデティールですが、ミリタリー物らしいツール感がたまらないです。

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このジャケットは今期のShort Fatigue Jacketのモチーフにもなっていますが、ショートジャケット色を強めたあちらに比べて、カバーオールライクな着丈の長さです。
衿に沿って湾曲したステッチが入る前立てのデザインも、40~50年代のカバーオールに見られる仕様で、戦闘服というカテゴリが確立される以前の過渡期のデザイン変遷見て取れます。
ここまでデティールだとか年代だとか蘊蓄並べてきましたが、やっぱり着てカッコいいかどうかが重要だと思うんですよ。
その点ではこのジャケットは割と癖も無くシンプルなので、要件として満たせています。
雑誌とか見てもスタイリストさんとかがよく着ていますねM-43って。
流行りのブランドの上からこういうの着てると、スタイリングの深みが違うというか。
どれだけトレンドの最先端を走っていたとしても、地に足ついて信じれる洋服って結局、世代を超えて蘊蓄な説得力があるモノなんだろうなと思います。
オンラインでも販売しておりますので、良ければ是非。
その他のデッドストックのミリタリー物のパンツは、現在開催中のBOTTOMS FAIRの対象となっておりますのでこの機会に。
M-47 HBT Jacket 商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=131588858
Military & Dry Goods カテゴリーページ→http://shop.brick-layer.jp/?mode=cate&cbid=2342599&csid=0
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