Old Potter Jacket -DWP High Density Oxford-

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Old Potter Jacket -DWP High Density Oxford-

material/ Cotton 100%
color/ DEEP NAVY, OLIVE
size/ S, M, L
price/ ¥39,000- (+tax)

Old Potter Jacketが今季も入荷しました。

*A VONTADEでは基本的に歴史と由来のある、現代までの時間経過に耐えたデザインの洋服を作り続けていますが、こちらもその例に漏れず1920年代の陶器職人が着ていたジャケットを参考に作成したジャケットになります。

クラシックな出自ですが、その実は高機能。極限まで高密度に織り込まれた綿100%のオックスフォード生地を使用しており、綿糸の段階でDWP加工(撥水加工)を施し、更に生地になってからも仕上げにDWP加工を施すことで、ベンタイルコットンと同規格の防水性能や耐風性を持ち合わせたファブリックを使用した一着です。

シルエットも美しさを追求し、スタンド襟の形が良くなるよう当時のジャケットを参考に、見返しと襟に麻100%の芯地を使用しています。これは補強の意味でも非常に有効な仕様で、全体の縫製も*A Vontadeクオリティですから、ハードな扱いをしても着崩れせず、長年の着用に耐える頑強な作りを目指した男の相棒と言えるジャケットに仕上げました。

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カラーはOLIVEとDEEP NAVYをご用意。

悩み甲斐のある二色ですが、ボトムスの選択に合わせてお選びください。

色落ちしたデニムを好んで履かれる方は是非OLIVEを。この色はフェードしたインディゴの上でよく映えてくれます。クラシックなジャケットなので、デニムもvintageのなるべく古い物が雰囲気も合うかと。古い物を着ると一気に色気が出てくるので、足元は黒の短靴でグッと引き締めて、アダルトなカジュアルを楽しんでみてください。

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ブラックに近い色味のDEEP NAVYはカーキの軍チノやオリーブのカーゴパンツをメインで履かれる方に。ジャケットの雰囲気に呑まれないよう、合わせる軍パンも下手な新品よりはオリジナルがベターです。開催中のイベントに合わせてフランス軍のM-47を履いてみましたが、AラインシルエットのOld Potter Jacketと上手く噛み合ってくれています。

vintageのパンツメインで着こなしを組んでみましたが、新品の中にvintageを組み合わせると着こなしに深みと味わいが出てきます。特にOld Potter Jacketのようなクラシックなサラ着にvintageを合わせていると『服知ってます』感が違います。

新品の洋服だけだと、のっぺりとして奥行きが出ないスタイリングになりがちですし、逆にオリジナルばかりだと現実離れしたコスプレになってしまいますので。。。トップスが新品の場合はボトムスを古着にしてみたり、靴や鞄だけオールドなものを取り入れてみたりといった遊びはコーディネートを豊かなものに見せてくれます(もちろん全体の纏まりが重要ですが)。

vintageを着ることは洋服の持つ歴史と意味を知りながら”着る”ということです。単純に着こなすことの面白さだけではなく、洋服との向き合い方や考え方も深く愉しくなってきて、「やっぱサイドは巻き縫いだよな」とか、「オリジナルに比べてシルエットが良いね」とか今のトレンドの感覚からするとかなりどーでもいい(けど絶対に必要な)拘りが出てくるので、今回のイベントが皆様の洋服の見方をより深いところに引きずり込む一助になればなと思います。

開催中のVintage & Military Marketではその辺りのことも踏まえて*A Vontadeの洋服をご紹介できたので、vintageの面白さはもちろん*A Vontageの洋服にも意味と深みが加わって、弊社ブランドをより深く理解していただけるきっかけにもなっているのではないでしょうか。

イベントは日曜日まで開催しておりますので、是非一度ご来店下さい。

いつものBricklayerがヴィンテージショップさながらに変貌しているのも見ものですよ。


Bricklayer Shimada