British Grukha Shorts

昨年ご好評いただきましたBritish Grukha Shortsが今シーズンも入荷しております。


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世界最強(写真で見る限りあまり強そうには見えませんけど笑)の戦闘民族とされるグルカ兵が履いていたことでも有名なミリタリー好きに限らず、ファッショニスタ御用達のボトムです。

ここ数年、ビンテージ界隈でもこの辺りのBritish Armyモノは枯渇気味、かつ値段も!するぐらい高騰しており、サイズやコンディション等も考えると、中々手に入れる事が難しいのが現状です。



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グルカショーツ最大の特徴である若干うるさめのウェスト周り。

履く時は、ダブルストラップを左右に(わざわざ)通した後に、脇についたバックルで(いちいち)アジャストするという、ギア感満載な仕様になっています

ヴィジュアルインパクトで他のショーツの追随を許さない、唯一無二の存在感ですが、着用の面倒臭さでも他のショーツの追随を許しません。

実際、去年もイージーパンツなど楽チンパンツに慣れたお客様で、試着時に手間取られた方がいらっしぃましたが、『ちょー面倒くせー』と文句を言いつつも、最終的にはお持ちかえられるという笑、ファッショニスタのM心をくすぐるショーツです。




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深めに刻まれた2タックはBritish Trousersならではのインタック仕様。アメリカモノのアウトタックに比べるとぐっと引き締まった表情です。

ワタリからストンと落ちた広めの裾巾は、メンズでは若干好みが分かれる所ですが、そこをシュッとさせてしまうと Grukha らしさが死んでしまいますし、トレンドのオーバーサイズのトップに合わせるならこれぐらいのボリューム感が気持ち良い所かと。

Sサイズは女性の方にも◎ですので、気になる方はご試着しにいらしてくださいね。
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実際、シャツをタックインして着る場合は、僕のような華奢な体系の人間よりは、ウエスト回りが若干しっかりしていらっしゃる方の方が似合うと思います。

このようにトップスをアウトして着る場合はややゆったり目のボックスシルエットのトップスで上から下まで箱を作るようなイメージで合わせてみて下さい。

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デニム好き、ネイビー好きにはこちらがおススメ。

オリジナルはツイル生地ですが、9ozのライトオンスデニムを使ったこちらは経年変化が楽しめる1本です。

(※ツイル、デニム共に脇はセルビッチ仕様です)

ノンウォッシュなので、一度洗って表情を作ってから着用してみてくださいね。


それにしてもこのパンツ、ベルトレスかつウエストサイズもアジャスト可能と、時代を考えるとアナログながら画期的な機能も備えていますが、実際、戦時下で用(※大きい方)を足してる時に敵の急襲に合い、ウエストの処理に手間取っている間に命を落とした残念な兵士が1人か2人は確実にいたんじゃないですかね。

それが原因でModify されてたっていう、、あくまで想像ですが笑、現代においても用を足っせられる場合は、いつもよりは若干の『ゆとり』は必要なのかもしれません笑。

幾分話が若干逸れましたがシルエット、ディティールともにインパクト強めな1本です。

夏場は特に単調な着こなしになりがちですし、何でも 『楽な方』 に流れがちな世知がない世の中ですから、たまにはこれぐらい面倒くさいモノと真正面から付き合ってみるのも、良いのではないでしょうか。



僕はそれ以前に、グルカショーツが似合う体型を作るところから始めていきますので笑。


Bricklayer Shimada

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material/cotton 100%
color/beige, olive
size/S.M.L
price/¥18,000+tax


material/cotton 100%
color/indigo
size/S.M.L
price/¥18,000+tax