2014年9月26日
In
Diary
レトロモダン
スニーカー旺盛な昨今ですが、
重くなりがちな秋冬のスタイリングにおいて、スニーカーはますます重宝しそうですね。
という事で、
待ちに待ったスニーカーが入荷してまいりました。
-Spalwart-
お気づきの方もいらっしゃったとは思いますが、
当店で”初”のスニーカーの入荷です。
こちら、そんな初陣を飾るに相応しいスニーカーだと思います。
Spalwart(スパルウォート)の最大の特徴は、
スロバキアにある閉鎖した工場を再稼働させ、当時の製造機械を使い、
当時と同じ製造工程でシューズを作っている事。
1950年代頃、スロバキアには多くの軍用トレーニングシューズを生産する工場があったそうです。
真っ先に連想できるのはジャーマントレーナーですが、
アディダスやプーマなど、古いものでスロバキア製をはじめ東ヨーロッパ製をちょこちょこ見かけますので、
50年代~80年代くらいまでは多くのファクトリーが存在したんだと思います。
現在ではほとんどの工場がが閉鎖していますが、
SPALWARTはその閉鎖した工場を再稼働させ、当時の製造機械を使い、
当時と同じ製造工程でシューズを作っているブランドなんです。
大量生産による効率化が主流となっている中で、
あえて非効率的である当時の機械、製造工程で作り、
さらにその一つ一つを手作業で仕上げています。
“Marathon Trail”
price/¥36,000(+tax)
多種のモデルを製作している同社の中から、
今回展開させて頂くモデルは、MARATHON TRAIL。
同社のフラッグシップモデルです。
生産背景が示す通り、
より”リアル”なレトロランニングシューズとなっています。
しかしながら、ミニマルなデザイン、カラーリングで、
モード感すら漂うモダンな雰囲気。
アッパーの素材は、上質なスエードと高機能なナイロンのコンビ。
雰囲気とマッチした目の詰まった綿100%のクラッシックな平紐が◎です。
耐久性、グリップ力を備えたアウトソールはランニング仕様で、よりアクティブな動きに対応。
特徴的なライナーですが、
こちらも上質なカーフレザーをインソールに使用。
レザーは、テンションの掛かるヒールやシューホール裏にもしっかりと張り巡らされています。
気になる通気性もメッシュライニングでしっかりと確保。
見た目の高級感、
履いた時の耐久性、
履き続ける事で増してくる風合い。
当時の伝統的な作りは顕著しつつ、
現代の素材でアップデートさせた、見事に計算された作りです。
(SAND / COAL)
今回は2色でご用意しました。
クリアなカラーリングが魅力的な2色ですが、
良く見るとスエードを濃淡2色使いでグラデーションにしてるんですね。
さらに、SANDはサラっとしたマットなナイロン、
COALは目の粗い光沢あるナイロンに。
色毎にナイロンの質まで変えています。
色毎にナイロンの質まで変えています。
同社の徹底的な拘りとセンスを感じずにはいられません。。。
私も早速購入し、履いています。
包み込むようなホールド感。履き心地は快適そのものですね。
足サイズ25.5cmの私が、41を着用しています。
※幅広の方は、ワンサイズアップを目安にして頂いた方が良いかもです。
すっきりとした細身のフォルムは、
カジュアルにも上品なスタイリングのハズシにも使えそうです。
今の空気感にもぴたりとハマるまさにレトロモダン、な一足。
ハイテクに履き飽きてきた方などにもオススメです。
詳細は、こちらより。
皆様も是非、試してみて下さい。