2014年4月11日
In
Diary
NEW KLEMAN
当店でもすっかり馴染みのブランドとなりました、KLEMAN(クレマン)。
KLEMANは、 CLEON社のミリタリースペックの基準をクリアしたWORKラインのブランドです。
フランスで主にサービスシューズなどを展開しており、軍や消防署、また市役所や公共施設などに提供しています。
生産背景が示す通り、国も認める確かなクオリティーながら、
リーズナブルな価格帯で、コストパフォーマンスに優れる一足を提供しています。
そのKLEMANより、新作、BIRMANEが届きました。
同社ミリタリーラインより、80年代のイギリス軍オフィサーシューズがベースとなったこちら。
キャンバス素材自体が希少なオフィサーシューズですが、ホワイト以外の色味は初めて見ました。
完全復刻、という事なので実際にオリジナルが存在するんですね。
ガシっと目の詰まったタフなキャンバス地には、ミリタリーライクな粗さを。
トゥと踵に配されたレザー、パイピング、すっきりとしたラスト、
そしてレザーソールでクラシックで上品な雰囲気を。
粗さと品の良さ。
オフィサーシューズの魅力ではありますが、モノ珍しさという点だけではなく、
初めて見た時、この二面性にすごく惹かれました。
実は、、、
コレ昨年の秋冬シーズンに入荷していたんです。
しかし店頭には出していませんでした。(あえて。
。。)
理由としては、
例えば、春夏に出番の多い、生成りのパンツと。
例えば、春夏と言えばのリネンシャツと。
一言で言うと、相性。です。
もちろんウールパンツやネルシャツなどに合わせても格好良いんでしょうけど、
素材としての相性で言えば、キャンバス地ですから、
やはりこの辺の清涼感あるアイテムと合わせたらもっと活きるんじゃないか、思ったからです。
秋冬っぽい色味ですが、それこそホワイトバックスとかよりは、
難易度も高くないと思うので、気軽に使えそうです。
夏場はどうしても履き心地の面で革靴を敬遠されがちですが、
こちらに関しては、軽かったり、ムレにくかったりなど、
履き心地は想像して頂けるかと思います。
異素材のコンビシューズという事で、
神経質な方はお手入れの面を気にされるかもしれませんし、実際に少し面倒です。
ただ個人的には、
少し雑(ラフ)に履いて頂きたい、スニーカー気分で手を伸ばして欲しい
と思います。
と思います。
その方がキャンバスの、レザーとはまた違ったアジのある雰囲気が出るかと。
因みに、丈夫なグッドイヤー製法。
KLEMANでは初のグッドイヤーですよ。
そう考えると、
プライス面もさすがの一言です。
私の完全なエゴにより、ようやくお店で日の目を見ることになったBIRMANEですが、
ありがたい事に、共感頂く方もいらっしゃり、
全サイズ揃えましたが残り41、42のみです。
気になられた方は、お早目に足を通して頂ければと思います。
詳細は、こちらをご覧下さいませ。
そして、KLEMANの定番モデル、
大変お待たせしまして、申し訳ございませんでした。
そちらも、是非お楽しみにして頂ければと思います。
それでは、ご来店の程、心よりお待ちしております。