2013年2月19日
In
Product
Zip Hooded Parka & Crew Sweat W/Pocket
本日は裏毛シリーズのご紹介です。
先日ご紹介した、Baseball Sweat Cardiganに引き続いて裏毛のご紹介となりますが、
私自身、やはりこの時期は着たくなります。
アウターにしてもそうですが、ウールからコットンへと、徐々にシフトしたいところですね。
今回、Zip Parkaと、クルーネックタイプの2型のご紹介です。
ベーシックな2型ですが、
特徴として、
まず素材には、スペック染めしたオリジナルヤーンを使って作成した裏毛を使用しています。
スペック染めとは、
インディゴの染色に近い手法で、糸が完全に染まりきらずに、中白が少し残った状態に染められた糸です。
スペック染めの糸で作られたスウェット生地は、
染まっていない中白がちらちら覗き、全体的に自然なゴマ塩のような表情を生み出しています。
また、裏毛のループは、太い番手と細い番手の異番手を交互に入れて編んでいます。
それにより、着た際に体と適度な隙間が生まれ、ある程度の肉感を保ちながらも、通気性のある素材に仕上がっています。
色目は、春らしいINDIGO・BLUEの2色展開です。
杢調の柔らかい雰囲気と相まって、爽やかな印象のBLUE、
対して落ち着いた雰囲気のINDIGOは大人の雰囲気でも着用頂けそうです。
また、ジッパーテープと縫製のステッチはグレーで統一し、主張しすぎない、控えめなアクセントになっています。
シルエットの特徴として、
一見、普通のラグランスリーブですが、肩線にあたる部分に” 剥ぎ ” を入れています。
ラグランスリーブ自体は、
元々、動き易さ重視の袖付けなのですが、運動量を確保する為に、
ややアームも太くなりがちで、「体(※主に肩~腕)に沿う」という点では、やや難しい部分があります。
なので、このアイテムは「動きやすさを残しつつ、体にフィットさせる 」 為に、
肩周りの余分な生地をV字に落とし、肩~腕のラインに沿うように立体的に縫製しています。
(そこを畳んだ部分が剥ぎになっています)
それにより、ラグランスリーブの動き易さは確保しつつ、
袖のもたつき感も無く、腕周りをすっきりと見せています。
(ステンカラーコートなどに使われるスプリットラグランの応用と言った所です)
また結果として、デザインアクセントにも一役買っています。
程よいボリューム感の出る、中縫いのポケットが付き、立体的な表情が出たクルータイプは、
落ち着いた印象のINDIGOをチョイスし、
控えめな色味のボトムに、インナーにB.Dシャツを合わせて品のある大人な着こなしをイメージしました。
すっきりしたシルエットは、ショート丈のブルゾンと合わせてミニマルな雰囲気で着こなしたいですね。
ジップパーカーは、爽やかな色合いのBLUEをチョイス。
この色目の柔らかい雰囲気は、明るめの色のインナーと好相性です。
インディゴのコート+ホワイトデニムで、より軽さと季節感を意識したコーディネートに仕上げました。
定番の型だけに、あらゆるスタイルに対応できますが、
上記のように、形と色目によって、コーディネートを使い分けてみても良いのではないでしょうか。
詳細は
Zip Hooded Parka →こちら。
Crew Sweat W/Pocket→こちら。
それぞれご覧頂けます。
それでは、お客様のご来店、心よりお待ちしております。