Selvedge Denim Mil. Trousers -11.5oz-

■ Selvedge Denim Mil. Trousers -11.5oz- ■
material/100% Cotton
color/INDIGO
size/XS.S.M.L
price/¥21.000+tax

春夏で好評でした、こちらのセルビッチデニムのトラウザー。
11.5ozに生地を変更して今季もリリースです。
大戦中のミリタリーパンツをイメージに作成したデニムトラウザース。
一般的なデニムに比べオンス的にはやや薄手ながらも強撚したインディゴ糸を使っている為、コシのある素材となっています。
長年放置されたデッドストックのようなフラットで腰の強い生地感は、打ち込みの強さに堪えられず、
インディゴ糸の隙間から所々飛び出した緯糸ネップのザラ感など、デニム通をも唸らせる将来期待の出来るホープ(色落ち)となっています。

写真のモノはプロトサンプルをリジット(未洗い)の状態(⇒スキュー、サンフォライズ加工を施していますので縮みは通常)で3か月穿き込んだモノ。
その後1度のみ洗濯を致しました。(ウエストの縮みはほぼ無し、丈は3センチ弱詰まります)
リジットの状態である程度穿き込む事で、ヒゲやハチの巣の『癖付け』が出来るので、やや強めの色落ち感を楽しみたい方は、まずは洗わずにリジットで穿くのがおススメです。
通常のジーンズに比べると、オンスもやや薄手でゆとりがあるシルエットの為、アタリが出にくく多少の時間を要するので、濃紺を存分に楽しむなんてのも良いと思います。
※店頭でも未洗い&糊付けの状態で販売しています。

脇は一見巻き縫いですが、片側に耳を揃えて、ダブルのチェーンステッチで仕上げられたマニアックともわがままとも取れるディティールとなっています。笑
工場との幾度の喧嘩を繰り返し実現した縫製仕様は丈詰めするのが偲びない感じもし、ロールアップで穿かれることを推奨いたします。(個人談)
ウエストから裾まで両耳使いの直線的なメンズシルエットです。
膝から裾にかけて適度にテーパードした癖のないシルエットは革靴はもちろん、適度なボリュームのあるスニーカーとも相性が良く何かと扱い易いシルエットかと思います。

モデル身長172㎝、体重56㎏、サイズM着用
ピケのGジャンタイプとヘンリーネックでコーディネートしていますが、ショート丈との合わせは今季おススメをしたいスタイリングの1つ。
ロング丈のアウター・ジャケット類も少々食傷気味で、コンパクトに纏める事でパンツが際立つと云うこともありますが、G-9のジャケットなど久しぶりに気分ですね。
『便利で楽なモノ』が増えているこのご時世、本来備わっている服の持つオーラやデザインなどの唯一無二のビンテージが今でも好まれる理由と思じように、
ポイントでこういったアイテムを意識的に取り入れるのが良いでしょうか。
靴やアクセなどの小物に『品』を感じるアイテムを取り入れる事でヘリテージやクラシックに寄せすぎない、やり過ぎた感は皆無かと。
デニム離れなんて話も聞きますが、5ポケットパンツほどカジュアル過ぎず、シンプルながらにも拘りの詰まったトラウザーを迎え入れる事で、
洋服の偏差値が上がるのではないでしょうか。
Selvedge Denim Mil. Trousers商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=144934973
Bricklayer Horii
Roadmaster Jacket

■ Roadmaster Jacket ■
material/Cowhide Leather
color/BLACK
size/S.M.L.XL
price/¥94.000+tax

国産のCowhideを使用(生後2年以内の雌牛、雄牛に比べて革が柔らかい事が特徴)したライダースジャケットのご紹介です。
先に革を染色して縫製した後、オイルを入れて洗いを掛け半乾きの状態で1枚ずつシワを手作業で慣らし、布で磨きをかけ艶出しをし、
ジッパー部分にオイルを挿し滑りを良くする。
これらの工程を手作業で行うことでジャケットが完成致します。
『洗いを掛ける=固くなる』というイメージですが専用のタンナーで、オイルを入れて洗う事で非常に柔らかく、
しなやかさが生まれレザージャケットでは多くは見られない『シワ』のある表情が出来上がります。

上が1年着用したモノで下が新品モノ。
艶感(私物)とマット(現物)の差がお分かり頂けますでしょうか。
『革』に仕上げる前の『皮=スキン』の状態に近い風合いで仕上げている為、
伸縮性に優れ着込んでいくうちに身体にフィットし馴染みが早いのも特徴です。
しっとりと吸い付くような質感は経年変化の際に、身体の1部になりうることがイメージできます。
着込んでいくと1サイズほど伸びますので、最初は少しタイト目のサイズ感で伸ばしながら自分の身体に合わせて頂くのがおススメです。

初めは油分を多く含みマットな風合いですが、着用を繰り返す事で光沢が増し、色合いが沈み深いブラックへと変わっていきます。
体温で馴染みシワが付いて革が寄ってくると、革本来の表情や自然なシワが入りだし完成形への第一歩かと。
云うならば購入時が一番カッコ悪い状態で下ろしたてのジャケットを着させられているようなもの。
自分好みのシワや艶感含め着こなしや扱い方で個性が出る為、エージングの愉しみがレザージャケットの醍醐味でもあります。
1軍登録をするためにも急ピッチな調整が必要となってくるわけです。

細身でコンパクトなブリティシュなダブルライダース。
右側の裾のみマチ付きのサイドジップを装備でフロントジッパーを閉じた際でも腰回りにゆとりが生まれ、機能性(食後など笑)とデザインに一役買っています。
ビンテージとは違い着丈が若干長く、バランスの取れたコーディネートし易いデザインかと。
しっとりとした質感で重厚感はありますが、肉厚で無骨なTHE・AMERICANとは異なり粗々しい雰囲気が抜けたスタイリッシュで上品な仕上がりになっています。
部位がどう、加工がどう、産地がどう、もちろん重要で大切なことですが、理屈だけじゃない着用した際に感覚的にカッコイイと思えるそんなジャケットだと思います。

モデル身長172㎝、体重56㎏、Sサイズ着用
こちらは全身blackでのストイックなコーディネート。
近年、ライダースなどややハードなアイテムにはスラックスやスニーカーを合わせて軽く見せるのがオシャレ、みたいな風潮がありますが、、、
それも一周廻って最近はそっちの方が『マス』な気が少ししています。
昨日のスタイルで紹介したような着古したTEEシャツに履きこんだデニムや、タイトなジーンズにエンジニアブーツで合わせたごりごりのスタイルの方をたまに街中で見かけると純粋に 『やっぱカッコイイよな』 って思う今日この頃です。
ハードなモノ⇒薄めるような着こなしももちろん否定はしませんが、ランブルフィッシュのマット・ディロンに憧れたような一本筋が通ったクールなスタイルが今年は気分です。
私物のサンプルが店頭にあるので、気になる方は実際にお手に取ってご確認ください。
Roadmaster Jacket商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=107147117
Bricklayer Horii
Style #295






leatherjacket/ *A VONTADE" Roadmaster Jacket "
cutsewn/ Personal Effects
pants/ *A VONTADE" Selvedge Denim Mil.Trousers -11.5oz- "
shoes/ Personal Effects
sunglass/ Personal Effects
cap/LEUCHTFEUER" Borkum "
Gardener Shirts Jacket

■ Gardener Shirts Jacket ■
material/100% Cotton
color/OLIVE、DK.NAVY、RED
size/S.M.L
price/¥24.000+tax

素材は綿100%のオックスフォード地。
縦・緯糸を2本ずつ引き揃えて平織りする通常のオックスフォードと異なり、双糸を限界まで『強く撚って』平織りする為、
1本の単糸に比べ、強度はさることながら、生地を擦った際にシャリ感のあるナイロンライクのような素材感となっています。
強撚する事で密度が増し、耐久性が高まるためにこのような風合い・生地感となっています。
フレンチビンテージをベースにデザインされ、当時の農夫が作業用に着ていたフレンチリネンのワークジャケットを
イメージに再構築されたと聞けば、相応しい生地かと思います。

前立てと袖にはパラシュートボタンを使用しミリタリーエッセンスをプラス。
Work + Militaryを融合させるあたりはデザイナーのセンスと遊び心となっています。このアイテムに限らずですが少しのさじ加減が実に妙技かと。
前を開けて着用した際に綺麗に敷かれたテープも良いアクセント、それぞれ同色で配しています。
着丈は長く、身巾をたっぷり確保したAラインシルエットはレイヤリングにも適しています。
マチから裾にかけてのラウンドや、後ろ身頃の着丈を若干長く、前身頃との段差のあるクラシックな雰囲気です。
大振りなサイドのパッチポケット、厚みがあり中型のボタンや背中の後ろ中心を接いで振り込むなどのアウター要素を取り入れたディティールとなっています。

モデル身長172㎝、体重56㎏、サイズM着用
こちらは新色の『OLIVE』
スエットやセーターなど多少厚みのある素材でも着用可能です。
春夏はTEEシャツの上からシャツ代わりに、秋冬はレイヤリング重視でのカバーオール的な使い方が正解◎
シャツとして、中間着として、また軽アウターとして着用時期は思いのほか長いかと。
アウターを着るまででもない今時期含め重宝いたします。
Aラインのシルエットを活かした、ワイドシルエットのチノパンに合わせ、淡いトーンのグラデーションでのコーディネート。

モデル身長172㎝、体重56㎏、サイズM着用
DK.NAVYは開襟シャツに合わせた『シャツ+シャツ』のスタイルで、ジャケットとしての着こなしです。
ブラックとネイビーでのワントーンコーディネートでOLIVEとはイメージを変えてフォーマルな感じにスタイリング。
ジャケット風にも着用出来るシャツと云うよりは、シャツのルックスにアウターのディティールを取り入れた『ジャケット』と呼ぶのが相応しいでしょうか。
製品染めで仕上げたこちらのジャケット、着用を重ね自然な風合いにフェードしていく過程も楽しみです。
そろそろ秋冬モノへの触手を伸ばすには良いタイミングでしょうか。
Gardener Shirts Jacket商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=139357138
Bricklayer Horii