Old Hunting Jacket

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モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズM着用



英国上流階級の貴族たちはアクティビティーとしてカントリーでハンティング、フィッシング、乗馬などを親しみ、
目的に合わせたジェントルマンの装いを彩る事を愉しんでいました。

今季の*A VONTADEはフィールドジャケットやフィッシングジャケットなどHeavy Dutyといったラインナップが多く、
本日ご紹介するハンティングジャケットも例に漏れず。

先日ご紹介しました10 Pockets Fishhunt Jacketに続きクリーンナップのご紹介です。
 


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素材は1940年代のイギリス軍のバイク部隊のモーターサイクルコートに採用されていた、厚手のコットンサージを先染め(糸染め)で作成。

重くガシッとした質感のように感じますが、ハリやコシを残しつつ見た目に反し、意外にもソフトで軽い着心地で綾織りの綺麗で迫力のある畝が特徴的なオリジナルサージ。

一般的に後染めが多いサージを先染めにすることで、生地の重厚感とボリュームに負けじと、芯まで染められた味わい深い発色がマッチしています。

襟や袖口裏、フラップポケット裏には同色のコーデュロイを使っており、優しい肌当たりと防寒性やデザイン面に一役買っています。



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ハンティングジャケットと一括りに言っても、生活に密接する狩猟を目的にするモノや貴族の嗜むゲーム的なモノであったり、
アメリカの実用重視に作られている質実剛健なジャケットに対し、ヨーロッパは素材やデザイン的にも凝った趣味趣向に拘ったジャケットもあり
アボンタージの今回目指したジャケットは後者といったところでしょうか。

ヨーロッパ由来のジャケットはタフな中にもどことなくジェントルな香りが漂っている気がします。

当時の構造線を意識した肩傾斜がきつく、強めのAラインシルエット。

コンパクトな肩幅が特徴で、裾広がりになった美シルエットは是非一度袖を通して頂きたいところです。

アームも前振りの綺麗なカーブを描き、写真では分かりませんが脇下にはガゼットクロッチ(アイレット付き)のような
扇形のマチをあしらっており、全体的に立体感のあるシルエットになっています。



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デザインは1930年代のハンティングジャケットをモチーフに作成されたこちらのジャケット。

フロントにはハの字に付けた大小5個のフラップポケット、左胸には二段式の小振りなポケットが配置されています。

インサイドには前裾のラインに沿って、大きなゲームポケットが2つ付いています。

エルボーパッチは無く、肩のガンパッチは同生地で控え目にデザインされており、随所に拘りが見られる
ヴィンテージハンティングならではのディティールとなっています。

年代が新しくなるにつれ簡素化されるハンティングジャケットの歴史において、細かなディティールは古い年代ならではかと。



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モデル身長172㎝、体重57㎏、サイズS着用




こちらは墨黒のようなブラック。

KHAKIはフィールドよりな雰囲気ですが、ブラックは某ブランドのオイルドジャケットのような感覚で
シャツとニットでタウンユースを意識したコーディネート。

クラシカルなハンティングジャケットのディティールを残す一方、パターンやシルエットといった巨匠の技が加わり、
ファッション性の高いジャケットへと昇華しています。

購入直後よりも何年か先に表れる『旨味』を愉しめるHeavy Dutyの代表格ともいえるこちらのジャケット。

ハンティングだけに『飛ぶ鳥を落とす勢い』的な状態になることを願います。お後がよろしい?ようで。。。

皆さまのご来店をお待ちしております。




■ Old Hunting Jacket ■

material/100% Cotton
color/KHAKI、BLACK
size/S.M.L
price/¥38.000+tax



Old Hunting Jacket商品ページ→http://shop.brick-layer.jp/?pid=154469653


Bricklayer Horii

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