80’s Gurkha Shorts

2021年6月7日 In Product

モデル身長172cm,体重57㎏,サイズS着用

この時期Faigue Shortsに次ぐ準定番アイテムとしてリリースしている『Gurkha Shorts』。

ビンテージ・ミリタリーファンのみならずファッショニスタの中でも高評価のミリタリーパンツ『グルカショーツ』。

コンフォートや利便性とは一線を画す存在ですが、強いビジュアルやシルエットにファンも多く*A VONTADEに欠かせないショーツとなっています。

素材は先染め100/3のバーバリーツイルを使用。

細番手の100番糸を3本撚りにして高密度に織り上げたツイル地は艶感のあるドライタッチで、夏場にも最適なライトウェイト(定番チノの約2/3)な素材です。

バーバリーツイルは双糸で織られることが一般的ですが、三子糸にして高密度に織り上げたキメの細かい生地感は肌触り・手触りが良いのが特徴です。

コスト高で流通量が少なく、3本の糸の撚りのバランスが取れていないと編み立てた生地が斜行してしまう恐れがある為、技術が必要で管理が難しいとされています。

糸の強度や肌触り、編み地の美しさなど、糸の番手と撚りが商品に与える影響は非常に大きいのです。

国の数ほど存在するグルカショーツですが、グルカと云えば＝British(P1950)のイメージが強く、思い浮かべる方も多いはず。

今季は比較的年代の浅い80年代のイギリス軍をデザインソースに作成したショーツ。

年代が経つにつれ簡略されたディティールが逆に実用的に優れ機能的だったりもします。

掘りの深い2タックはブリティッシュトラウザーならではのインタック仕様。

US ARMYなどのアウトタックに比べ端正なルックスで引き締まった印象です。

ベルトループは無くしてウエスト脇に叩き付けたアジャスターバックルでウエストサイズをフィックスするシンプルな仕様です。

Mサイズ(通常32インチ)の平置きの実寸ウエストが86センチですので80センチ(30インチ弱)まで調整可能です。

私はデニムなどのジャストサイズは30インチですが、アジャスターを締めた状態でSサイズで丁度良いフィット感となっています。

アジャスターベルトは片側のみボタン仕様となっていますので、アルミバックルが洗濯の際に気になる方は取り外し可能となっています。

股上は深く、裾巾も広めにしたオリジナルのイメージを損なわないようワイドシルエットを活かしたデザイン。

ワタリからストンと落ちた広めの裾巾は、メンズでは若干好みが分かれるところですが、バミューダのように細身のシルエットではなく、『グルカらしさ』を損なわないよう、キュロットのようなシルエットとボリュームが◎

見た目に反し、穿き心地は非常に『軽い』です。

写真は隠れて見えませんが、フラップ付きのバックポケットが左右に付いています。

色目は玉虫色のカーキベージュとソリッドのブラックの2色展開。

毎度の事になりますが玉虫の色味はグンバツです。

タックインの場合は、腰回りやお尻がしっかりとした恰幅の良い方が腰で穿くのが『ベスト・グルカ賞』とも思いますが、ウエストベルトを活かしたコーディネートも引き出しの1つとして持っていたいところ。

デザイン的ににもベーシックに分類されるのではないかと思うほど、浸透している気がします。

サイズ感などお気軽に、メールや電話でのご連絡をお待ちしています。

■ 80’s Gurkha Shorts ■
material/100% Cotton
color/KHAKI,BLACK
size/S.M.L
price/￥19.800(Inc Tax)

Bricklayer Horii